コース概要
単に知識を詰め込むのではなく、子供が実際に自分の手を使って試行錯誤を繰り返し「ものをつくる」ハンズオン教育。
私たちが提案する教育のキーワードは、子供の自由な「想像力」(Kid's Imagination)、そしてそれを具体化するための「創造力」(Creativity)と「科学の知識」(Knowledge of Science)。
ハード:原理・原則、算数領域(アーリーマス)
ソフト:論理的思考(ロジカルシンキング)
プレゼンテーション:表現力、創造(クリエイティブ)
の3つを柱として学ぶ中で、問題解決(PDCA)のサイクルを身につけます。
新時代が求める、個性豊かで創造力あふれる人材育成を私たちは目指します。
学べること、ゴールイメージ
■BASIC(年長)
科学の知識
[量の体験と算数] ブロックなどの具体物を触りながら、大きさ/長さ/重さ/数などについて体感します。身の回りにあるものを科学的に分析する素地を作ります。
想像力・創造力
[試行錯誤の楽しみ] 町を舞台に、季節やスキルに合わせたテーマに沿って進行します。二次元と三次元の違いを理解し、空間認識能力を高めます。モデル製作を通して試行錯誤を楽しめるようになります。
論理的な考え方
[知のプロセス]バランスや壊れにくい構造について考えながら製作するため、計画的に進める力が育ちます。よく知っているつもりの物も、意識的に観察したうえで作品にすると、物がその役割に応じた姿をしている事が理解できます。
コミュニケーション力
[伝える喜び] グループワークを通して、新しい事にチャレンジし、新しい自分に出会う事ができます。 他者(相手)とのコミュニケーションで好きな事や面白かった(楽しかった)事を話し、 伝える喜びを知ります。
■スタンダード(小1)
科学の知識
[計測と記録] 長さ/重さ/時間の単位について学びます。たとえば重さの場合、製作した天秤で重さを量る/比べる中で、原理・原則について実体験を通して理解し、学びます。
想像力・創造力
[身近な物の動きの仕組み] 正確にモデルを作るための手順について学びます。 身の回りの様々な事象を科学的な視点で捉え、算数や図形の基礎を学びます。ギア・カム・滑車など、動かす仕組みの考え方と使い方を学びます。
論理的な考え方
[プログラミング] PC基本操作と、プログラミングの基本的な考え方やセンサーの使い方を学びます。プログラムで動きを確認する事で、順序だてて考えられるようになります。
コミュニケーション力
[表現力/観察力] 自分自身のモデルについての工夫や感想をまとめ、伝えます。相手の立場に立ち、相手のモデルの良さ/改良点を見つけ、伝えられるようになっていきます。
■アドバンス(小2)
科学の知識
[予測・実績・分析] いろいろな実験を通し、数値化し、記録することで、物事を比較する力を身につけます。たとえばコマとギアのしくみを通して、対称形や比率が及ぼす効果について因果関係を考えます。
想像力・創造力
[視野の拡大とモデルの改良] 生物・宇宙など多岐に渡るテーマについて学びながら、動かす仕組みの理解を深めます。てこの原理や、図形の性質、座標の考え方の基礎を学ぶ事で、想像した物を創造出来る素地を作ります。
論理的な考え方
[問題解決に挑戦] プログラミングやセンサーに対する理解を深め、思考を実現していきます。制限時間内に問題点を整理し、解決のための作戦を考えることで、判断力や論理的思考力が育ちます。
コミュニケーション力
[ポジティブシンキング] 自己と他者、グループへの理解を深めます。お互いのモデルを見比べ話し合う中で、前向きに伝え、受け止める事が出来る/話し合いやすい雰囲気を作る事の大事さを学びます。
利用教材
レゴ®エデュケーションWeDo 2.0
レゴ®WeDo2.0は、レゴ ブロックを組み立て動かすことで、プログラミングとものづくりを体験できる小学生向けの教材です。
タブレット端末やPCにソフトウェアをインストールするだけでプログラミングを始められます。答えを自分で予想し、調べ、考え、動かすといった一連のプロセスを通じて、思考力や問題解決力や表現力の育成を図ります。身の回りに実際に使われている構造やセンサの仕組みについて考えながら、算数・理科・宇宙・地理・社会など様々な分野のテーマに基づいて、製作・プログラミングを行います。
さらにCrefusのカリキュラムでは、設計図通りの製作・プログラミングに留まらず、子ども達自身が自分で改良することを推奨しているため、パーツの数とバリエーションが増えたレゴ®WeDo2.0を使用することにより、子ども達の想像力・創造力をより育みやすくなりました。