「final cut pro」はMACで利用できる動画編集ソフトとして有名ですので、利用を検討している人は多いのではないでしょうか。
「final cut pro」は高度な編集をしたり、副業をしたりできるので、とても魅力的なソフトですよね。
ただ、動画編集ソフトでどんなことができるのか知らないとどのソフトがいいのかわかりづらい側面もあります。
そこで本記事では、初心者の方向けに「final cut pro」はどんなソフトなのか説明していきます。
動画編集ソフト選びの参考としてください。
目次
「final cut pro」の特徴
Apple社の動画編集ソフト
「final cut pro」はApple社が開発した動画編集ソフトです。
世界中のMACユーザーが使用しており、多くの映像のプロやクリエイターが愛好しています。
動画編集ソフトとしては世界標準ですので、いろんな情報にアクセスしやすく、また、仕事や副業向けに使用するソフトにもおすすめできます。
iMovieの上位互換
MACには標準でiMovieという無料動画編集ソフトが入っていますが、そのiMovieの機能をより充実させたのが「final cut pro」という位置づけです。
ですので、まずはiMovieを試しに使ってみて、より高度で凝った編集をしたいという場合に「final cut pro」を検討してみることをおすすめします。
また、動画編集の仕事をしたい場合は、無料ソフトだとクライアントに敬遠される傾向にあるので、「final cut pro」のような有料ソフトを使用したほうがよいです。
MACでしか利用できない
残念ながら「final cut pro」はMACでしか利用できず、Windowsでは使うことができません。
ですので、どうしても「final cut pro」でしかできないことがない限りは、Windowsユーザーは他の動画編集ソフトを使うほうがいいと思います。
「final cut pro」以外に有名なソフトとしてはプレミアプロがあり、こちらも初心者から中上級者まで幅広く満足できるソフトとなってます。
【iMovieとの比較】「final cut pro」でできること
テロップ挿入がより多様に
IMovieと比べてテロップ挿入がより多様な形で可能となってます。
テロップ挿入する場所は自由で、適用できるエフェクトも多くなりました。
テロップに簡単なアニメーションも加えることもできます。
効果的なテロップがあるかないかだけで、動画の出来栄えはかなり変わってきます。
特にYouTubeなどではテロップがないと、わかりづらかったり、飽きてしまったりして視聴者が見るのを途中で止めてしまいがちですので、テロップはかなり重要な要素です。
エフェクトが充実
エフェクトとは映像に特殊な効果を与える機能のことで、こちらもiMovieと比べて充実しています。
例えば、シーンの切り替えに演出を加えたり、簡単なアニメーションを作ったりすることが可能です。
複数レイヤーに対応
「final cut pro」では、複数レイヤーを使って編集が可能です。
1つのシーンにおいて、複数の動画や画像を重ねたり、分割したりして同時に再生させることができます。
一度にいろんな動画や画像を詰め込んで動画を作成したい人には便利です。
360度動画に対応
「final cut pro」では、360度動画に対応しており、360度で撮影した動画をそのまま編集することが可能です。
迫力と臨場感ある動画を作ることができます。
まだまだ360度カメラを使う人は多くないかもしれませんが、今後ますます一般的となって、動画としても360度のものが増えてくるのではないかと思います。
細かいカラーグレーディングが可能
「final cut pro」では、細かいカラーグレーディング(明るさ・色調補正等)が可能です。
例えば、暗めとなっていた動画を明るくしたり、旅の動画に演出を加えてシネマティックな雰囲気としたりすることができます。
まとめ
いかがでしょうか。
「final cut pro」では、iMovieと比べて機能が充実し、より本格的な動画編集が可能となっていることがわかりました。
とりあえず、動画編集を始めてみたいという人は、iMovieを利用してみて、物足りない、副業をしたいという気になったら「final cut pro」を検討してみましょう。
「final cut pro」以外では、業界標準ソフトであるプレミアプロもおすすめですので、こちらも検討してみることをおすすめします。