動画編集の副業を始めたばかりの人はクラウドワークスやランサーズなどクラウドソーシングサイトで案件を探すというケースが多いのではないでしょうか。
いずれも案件数が多いので、これから実績を積んでいきたい場合におすすめのサイトです。
しかし、どちらのサイトで動画編集の副業をやっていくべきなのか迷ってはいませんか?
サイトとしては似ていますが微妙に異なる部分もあるので、事前に把握しておきたいところです。
そこで本記事では、クラウドワークスとランサーズのサイトとしての特徴を比較検討していきたいと思います。
目次
クラウドワークスとランサーズの比較
本章では、クラウドワークスとランサーズを様々な面から比較していきます。
案件数
どちらも案件数が多いサイトですが、どちらかというとクラウドワークスの方が案件数が多い傾向にあります。
いろんな案件を見て応募したいという人はクラウドワークスの方がいいかもしれません。
動画編集の仕事内容も様々ですから自分が得意なジャンルに応募しやすいというメリットがあります。
ただ、逆に案件が多すぎてチェックが大変という側面もありますので、その場合はランサーズの方が効率的に案件を探せるかもしれません。
未経験が仕事を取る難易度
こちらも案件数の多いクラウドワークスの方が未経験者にとって仕事を取る難易度が低くなります。
案件数が多いほど未経験OKの案件も多いので、実績が0でも応募をしていけば何とか最初の実績を取りやすいです。
未経験者向けの案件としてはYouTubeの編集代行がおすすめで、こちらは案件数が多くなってます。
YouTuberなどの動画を参考にしつつ、似たような編集テクニックを習得しておき、ポートフォリオを作成して自己アピールすれば未経験でも案件を取りやすいです。
YouTubeの編集を手っ取り早く学習するならUdemyや「Movie Hacks」などの講座があります。
特に「Movie Hacks」はYoutubeの動画編集に特化し、案件獲得を目標としているため大変おすすめです。
手数料の高さ
手数料の体系は以下の通りクラウドワークスとランサーズどちらも変わりません。
クラウドワークス | ランサーズ | |
10万円以下 | 20% | 20% |
10万円~20万円以下 | 10% | 10% |
20万円以上 | 5% | 5% |
10万稼げないと手数料で20%を取られるのは割高感を感じるかもしれません。
ただ、クラウドソーシングサイトなら仮払い制度があり、報酬未払いのリスクがなくなりますし、クライアントに個人情報を伝える必要もないので、安心して仕事ができるメリットもあります。
なお、どちらのサイトも楽天銀行を振込口座と設定すると、振込手数料が安くなります。
案件の単価の相場
どちらも単価が低い案件もあれば、高い案件もありますが、どちらかというとランサーズの方が平均相場が高い感じです。
ただ、どちらにも高単価の案件が募集されるのは間違いないので、両方のサイトに登録しておき、常時チェックしておいたほうがよいと思います。
認定制度
どちらにも認定制度があり、クラウドワークスはプロクラウドワーカー、ランサーズは認定ランサーという名称の制度があります。
認定されると、スカウトがきやすくなったり、高単価の案件を取りやすくなったりします。
最も大きな違いは売上の部分で、クラウドワークスは月間200位というシビアな条件に対し、ランサーズは上位20%という比較的緩やかな条件ということです。
具体的にどれくらいの売り上げが必要なのかという点についてはその月によっても異なるので一概には言えませんが、ランサーズに関する口コミなどを見る限り月5万程度でも認定されたというケースも見受けられました。
認定制度によって高単価の案件をどんどん取っていきたいという人はランサーズの方がおすすめです。
いずれにせよ、プロフィールをしっかり作り込むことが大事なのは変わりません。
【ケース別】おすすめクラウドソーシングサイト
本章では、ケース別におすすめクラウドソーシングサイトを紹介しています。
未経験者・初心者だから実績を積みたい
実績を積みたい未経験者・初心者の方は案件数が多いクラウドワークスがおすすめです。
未経験者・初心者向けの案件は安い報酬のものが多いのですが、採用はされやすいので、我慢して仕事をこなし、実績を作った上でより高い報酬の案件に挑戦していきましょう。
高単価の案件を中心に受注したい
高単価の案件を中心に受注したいなら、比較的高単価で良質な案件の割合が多いランサーズのほうがおすすめです。
ただ、高単価の案件を取っていくためにはスキルや実績が重要となりますので、良質なポートフォリオを作り、得意ジャンルで実績を積んでいくことが必要となるでしょう。
認定制度を利用して大きく稼ぎたい
認定制度を利用して大きく稼ぎたいなら認定の条件がクラウドワークスと比べて簡単なランサーズがおすすめです。
ただ、ランサーズを見ていただくとわかりますが、顔出しや本名で活動されているフリーランスの認定ランサーの方が多いです。
顔出しや本名で活動すればクライアントとしても安心して取引しやすい面があります。
しかし、顔出しや本名での活動は気が引けるというワーカーさんもいるかもしれませんので、その場合はクラウドワークスの方が活動しやすいと思います。
クラウドワークス・ランサーズで動画編集副業を効率的に始めるには?
クラウドワークス・ランサーズにて動画編集副業を早く始めたいという人は独学ではなく動画編集の講座を取ることをおすすめします。
書店にあるような動画編集の本は一般ユーザー向けなので、案件を取ったり、Youtubeで流行している編集技術を学んだりする目的にはあまり向きません。
クラウドワークス・ランサーズにある案件はYoutuberが依頼しているケースが多いので、Youtube向けの編集スキルを身につける必要があります。
動画編集副業に特化した動画編集講座としては、「Movie Hacks」がおすすめで、案件が多いYoutube動画向けの編集技術を効率的に学べます。
クラウドワークス・ランサーズでの動画編集副業に興味ある人はぜひ「Movie Hacks」をチェックしてみてください。
まとめ
クラウドワークスとランサーズを比較検討してきましたがいかがでしょうか。
未経験者・初心者なら案件数が多いクラウドワークス、高単価案件の受託や認定制度の利用にメリットを感じるならランサーズがおすすめですが、どちらも登録しておいて損はありません。
ご自身の目的や用途に合わせてうまくクラウドソーシングサイトを利用していきましょう。