女性の方でエンジニアを目指しているがキャリアを築いていけるのか不安という人は少なくないのではないでしょうか。
何となくIT業界は男性中心で女性が活躍しにくいイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、近年では女性のエンジニアは珍しくありません。
また、ITエンジニアは残業地獄で、家庭や育児との両立が難しいというイメージもありますが、フリーランスエンジニアになれば、在宅で仕事もしやすくなりますし、仕事への復帰も容易です。
実は女性がエンジニアとなるメリットはたくさんあるのです。
そこで本記事では、ITエンジニアを目指してる女性向けに、女性エンジニアの現状やよくある悩みを紹介するとともに、未経験からエンジニアを目指す方法について説明していきます。
目次
女性エンジニアの現状
ITエンジニアの男女割合
情報サービス産業協会の2017年における調査によると、女性ITエンジニアの割合は16.4%ということがわかりました。
参考:ITmedia
この数字を見ても、まだまだ女性エンジニアの割合は少ないと言わざるを得ません。
ただ、あくまで業界全体の数字ですし、エンジニアの中でも職種によっては女性が多いのもあります(Webデザイナーなど)。
また、企業や案件によっては女性が多く活躍する現場もあります。
女性エンジニアの割合が少ないからといって、女性が働きづらい業界とは思わず、業界や企業の研究をすれば、きっと働きやすい環境が見つかるはずです。
加えて、スキルと経験があれば、女性が働きやすい案件に入りやすくなります。
性別による年収の違い
賃金構造基本統計調査を元に男女別の平均年収を算出すると以下の結果となったそうです。
男性システムエンジニア(SE)全年齢の平均年収は最大667.8万円。
女性システムエンジニア(SE)全年齢の平均年収は最大619.4万円。
参考:Creative Villeage
年収に関しても男女間で開きがあることがわかりました。
女性の管理職が少なかったり、出産や結婚による早期退職なども要因となったりしていることが考えられます。
ただ、フリーランスエンジニアになれば、在宅でも働けて、家庭との両立も可能となりますので、ITエンジニアという職業自体は、結婚後も働きたいという女性の方には最適ではあります。
女性エンジニアが向かないと言われる理由とよくある悩み
出産・育児との両立
女性エンジニアの方の場合、出産や育児があるので、そのタイミングで仕事を辞めざるをえないというケースがあります。
中には、育児休業に寛容な企業もあるでしょうが、まだまだ多くはないです。
ただ、ITエンジニアという仕事は副業やフリーランスとしてもできる仕事なので、スキルと経験があれば、出産・育児後に仕事復帰はしやすいです。
キャリアプランのイメージが立てづらい
前述の通り、まだまだ女性エンジニアの割合は少ないので、どういうエンジニアを目指していけばいいのかについて情報が少なく、どういうキャリアを積んでいくべきかわからない人は少なくないのではないでしょうか。
女性が活躍できるような企業選び、研究をしっかりした上で就職・転職活動をしたいところです。
大学生ならインターンなどを利用しつつ、ITエンジニアの職場を経験したほうがキャリアプランを立てやすくなると思いますので検討してみましょう。
未経験から在宅で働ける女性エンジニアとなるには?
将来的に育児や出産後も働けるよう在宅でエンジニアの仕事をしたい女性向けにその方法を解説していきます。
学習言語を選ぶ
将来的にリモートワークしたいなら、在宅案件が多い学習言語を選びましょう。
例えば、WebデザイナーやWeb開発は在宅が多いです。
Web開発ならRubyやPHPはベンチャー企業やスタートアップ企業が多く採用している言語であり、それらの企業では比較的在宅OKとしているケースが多いので、在宅でプログラマーをしたいならRubyやPHPがおすすめです。
会社員エンジニアとして実務経験を積む
いきなり在宅でプログラミングの副業やフリーランス案件を獲得するのは難しいので、会社員エンジニアとして数年の実務経験は積んだほうがいいです。
年齢にもよりますが、未経験OKの求人は多いので、積極的に応募していきましょう。
未経験からエンジニアを目指す場合、資格取得やポートフォリオ作成をした上で応募したほうが転職活動はスムーズになります。
副業・フリーランスの案件の探し方
副業・フリーランスの案件の探し方としては、ITエンジニア専門のエージェント(レバテックフリーランスやmidworksなど)、クラウドソーシングサイト(クラウドワークスやランサーズなど)の2パターンあります。
ITエンジニア専門のエージェントは月50万~80万といった高単価の案件だけでなく、週3日勤務で月30万のような案件も紹介していますので、希望に合った案件を見つけやすいです。
クラウドソーシングサイトでは単価自体は低いですが、ほとんどが在宅案件ですし、短い日数で終わる案件も多いので、自由な働き方をしやすいです。
ご自身の生活環境や希望に合わせてどちらを利用するか検討しましょう。
プログラミングスクールを受講する
「女性エンジニアになりたいけど、キャリアアップしていけるか不安」、「将来的にフリーランスになりたいけど可能なのかな?」といった方はプログラミングスクールの受講もおすすめです。
プログラミングスクールでは、エンジニア経験豊富な講師が指導するので、未経験でもしっかりプログラミングスキルが身に付きます。
キャリア相談もできるので、女性エンジニアならではの悩みや不安も解消できる可能性があります。
また、就職支援によって優良企業の紹介を受けることも可能なので、女性がエンジニアとして働きやすい案件に入りやすくもなるのでおすすめです。
各プログラミングスクールでは、無料体験・相談を行ってますので、単純に女性エンジニアのキャリアについて聞いてみたいという場合も気軽に受けてみましょう。
おすすめは1週間の体験期間があるTechAcademyです。
無料体験の内容
1週間の体験期間
HTML/CSS・PHPの入門を学習可能
現役エンジニアのメンターが付きながら課題
メンターとのビデオチャットが可能
TechAcademy==>>[無料体験あり]TechAcademy公式ページへ
【まとめ】未経験から女性エンジニアを目指して自由な働き方を実現しよう
女性にとってエンジニアという仕事は自由な働き方を実現しやすく、出産や育児中でも在宅で仕事ができますし、ブランクができても仕事の復帰が比較的容易です。
また、フリーランスエンジニアともなれば、自分が興味ある仕事を選びやすくなり、高い年収を稼ぐことも可能ですので、自分が思い描くキャリアを築きやすくなります。
未経験からエンジニアを目指すなら、インターンやプログラミングスクールなどをうまく利用しつつ、プログラミングスキルを磨き、キャリアプランを立てていきましょう。