プログラミングの義務教育化、IT業界の人材不足からプログラミングの重要性や学ぶべき理由などが様々に議論される時代になりました。
こうした時代の中で、「自分もプログラミングをはじめて、起業や副業、就職、転職などしてお金を稼ごう!」と決意された方がどんどん増えて思います。
(IT企業は現在までの社会経験や学歴は関係なく、プログラミング能力が高ければ入社できる企業も多いことが事実としてあります。)
でも、いざはじめると決めたのはいいものの、「何からはじめるべきかわからない。。。」と迷い、悩み、立ち止まってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんな方向けに、プログラミングを未経験者からはじめるとき、「何からはじめて、どうすすめるのがいいのか?」事前準備つにいてお伝えしたいと思います。
目次
プログラミングを学ぶ理由を考えよう
プログラミングをはじめるまえに、考えてほしいことがあります。
それは、
「何のためにプログラミングを学ぶのか、学んで何を実現したいのか?」
ということです。つまりは、「目的意識・目標を明確にする」ということです。
結果を速く出すためにはこの目的意識・目標を明確化する作業が一番重要です。
よくあるビジネス書にも買いていますが、目的の明確化は非常に大事です。
この記事を読んでくださっている方を含め、大半のプログラミングを学びたい方はおそらく以下のように考えているはずです。
「プログラミングやアプリ開発を学んで稼ぎたい」
「時間や場所や企業に縛られず自由に働きたい」
「就職・転職したい」
もちろんこの考えは、目的意識や目標として・またモチベーション維持の観点としても大事な観点です。
しかし、やはり人間は何かをする際、目標や目的が抽象的であればあるほど、すぐに挫折します。
つまり、「何のためにプログラミングを学ぶのか、学んで何を実現したいのか?」をもっと具体的に決めていないと、すぐ挫折してしまうのです。
大まかでも、
ZOZOTOWNのようなネットサービス(ブラウザアプリ)を作りたい!
LINEのようなメッセージアプリ(スマホアプリ)を作りたい!
と開発したいものを一番最初に決めてしまうことです。
スマホアプリ?Webアプリ?
では、まずは簡単にでもいいので、あなたが以下のどちらに当てはまるかを考えてみてください。
- スマホアプリ開発をしたいのか?
- Webブラウザで動くサービス・アプリを作りたいのか?
①スマホアプリ開発をしたい場合
①スマホアプリ開発をしたいと考えた方は、さらに、
「Androidアプリ」なのか「iOSアプリ(iPhoneアプリ)」なのかも考えてみましょう。
このとき、「どっちも!」と欲張りたくなる気持ちはわかります。
しかしこの2つは開発に使う言語が違うので、まずはどちらかに絞ったほうが絶対に効率がいいです。
なぜなら、どちらもやろうとすると大抵どちらも中途半端なところで詰まってしまい、アプリを完成させることができず、挫折します。
Androidアプリなら「Java」という言語を使い、iOSアプリなら「Swift」という言語を使います。
②Webブラウザを開発したい場合
②Webブラウザで動くサービス・アプリを作りたいと考えた方は、以下のプログラミング言語のうちどちらかを選んでみましょう。
※いずれを選んでもあまり変わりません。
- PHP(開発環境を構築するのが簡単。文法もわかりやすい。)
- Ruby(開発環境構築は難易度高めだが、複雑な処理を楽に書ける)
ちなみに、Webブラウザで動くアプリ開発をするなら、PHPもしくはRubyのほかに、「HTML」と「CSS」も勉強する必要があります。(必要に応じて「JavaScript」も)
※詳しいプログラミング言語の種類については下記の記事をご覧ください。
開発したいものをネット検索
なんとなくWEBサービスを作ってみたいと思ったら・・・下記のようにGoogleで検索してみましょう!
・WEBサービスの作り方
・初心者 WEBサービス開発
・初心者 Rubyの勉強方法
などなど、キーワードに「初心者」「未経験」などを入れて 気になるキーワードを入れると良いかと思います。
一例ですが初心者から無料でプログラミングを学べるサイトを紹介します。
ドットインストール
Webでプログラミング入門ならまずはこのオンラインサービス
「ドットインストール」は1回3分程度の動画でプログラミングを学べるオンラインサービスです。
言語毎に20回程度に分かれていますので、だいたい1〜1.5時間くらいでプログラミング言語の概要をつかむことができます。
利用には無料会員登録が必要ですが、どの動画を見たか?言語ごとの学習進捗率などをわかりやすく管理できて便利です。
Progate(プロゲート)
実際にコードを書きながら勉強出来るオンラインサービス
「プロゲート」は、スライドや動画を見て学習したすぐあとに演習として実際にコードを書くという流れでプログラミングを学べるサービスです。
書かれた指示にそって実際にコーディングをするので、わかりやすく身につきやすいと思います!
演習を進めると経験値をゲットでき、経験値に応じてレベルが上がっていく仕組みなのでクリアしていく楽しみができて勉強がはかどります。
書籍で学ぶ
さて、インターネットもいいですが、プログラミングを体系的に学ぶとしたらやはり書籍のほうが大きいです。
サンプルや例にそってコードを書いていけば、体系的にキレイな書き方を覚えられますし、Tipsなども書かれていることもありますので、実践で役に立ちやすいですね。
ただ、書籍学習では開発環境や言語のバージョンが古くなっている可能性があり、1年前の書籍では画面が違ったりすることがあります。
IT技術は日々進歩・アップデートしているので、本が出された直後に開発環境の大きなバージョンアップがあり、見た目が全然ちがう!なんてこともたまにあります。
また、大抵の書籍はWindowsかMacのどちらかに統一されているので、自分の持っているPCがその書籍で使っているOSでなかったときに、違いが出てきて困ることも起こりえます。
*ある程度基礎力が身につけば開発バージョンの違いに右往左往されなくなります。
いずれにせよ、バージョン等も書籍で指定されているものにあわせて素直に同じように実践していくのが、書籍の賢い使い方といえます。
さらに言えば初心者はまず、薄めの最新書籍を一冊まずこなすこと。
プログラミングスクール参加
ここまでやっても、例えばモチベーションが続かなかったり、やる気がでない時、本当に詰まる時は絶対にあると思います。
そんな時は、素直にプログラミングやアプリ開発のスクール・教室に通ってしまったほうがスムーズに勉強が進みます。
最近では個人でスクールを運営されている方も増えてきて、比較的安い値段で講座を受講できるようになりました。
無料体験講座を開催しているプログラミングスクールがほとんどです。
余談ですが、かくいう私も、実はプログラミングをはじめるとき、書籍を買って独学ですすめようとしていました。
そこそこ書籍で開発もしましたが、何をやっているかよく分からなくなり、プロの講師に相談だけしようと思ってプログラミングスクールの体験講座へ行き、、
結局は通いました。
※本サイト運営・開発メンバ3名はいますが皆プログラミングスクールで知り合っております。
結果として、大手企業に就職できたり、個人で受託開発できたり、ベンチャー企業でもバリバリやっていけるようになったので、そう考えると安いし、充分スクール代金はペイできたな、と思っています。(メンバーはプログラミングを軸に生計を立てています。)
話を戻します。プログラミング教室に通うメリットは、講師やメンターなど経験豊富な有識者に質問したり聞きながら進められることもあります。
しかしなにより大きいのは、他にも自分と同じように頑張っている人と一緒にプログラミングが出来るコミュニティができることです。
受講生同士で週末にカフェで勉強して教え合ったりしていることもありました。
こういうコミュニティがあると、アプリ開発やプログラミングで挫折しかけた時でも、まわりに相談したりすることで、モチベーション・やる気を取り戻すことが出来ます。
さらに、スクールは実戦に近いサンプルコードをいくつかもらえるのも地味に大きいと思います。
サンプルコードを組み合わせたり自分なりのエッセンスを加えれば、もう新しい自分のアプリやサービスとして公開できてしまうからです。
下記は本ブログ運営メンバで開発しています。
プログラミングスクール探し==>>variiis/ヴァリースのサービスサイトへ
記事においてもおすすめスクールを紹介しております。
以下の記事もぜひご覧ください。
※コスパに優れたオンラインスクール
※就職支援に強いスクール
プログラミングの勉強会参加
ある程度プログラミングに抵抗がなくなってきたら、プログラミングの勉強会に行ってみましょう!
もちろん未経験者向けの勉強会もありますので、以下のサービスから探してみてください。(東京、横浜、大阪、名古屋など主要都市がメインですが地方も色々とやっていますね。)
プログラミングやアプリ開発の勉強会を探せるサービス
- dots
- StreetAcademy(ストリートアカデミー)
- Commpass(コンパス)
- Everebo(イベレボ)
- ATND(アテンド)
- Peatix(ピーティックス)
無料から有料、単発から継続までたくさんあります。最近ほんとに勉強会やイベントが増えてきました。
そこで仲間ができて起業なんてこともよく聞く話です。
ちなみに、勉強会でよく出てくる用語としては、以下のものがあります。
- 「ハンズオン」=実際に手を動かしてコードを書く形式。
- 「もくもく」=自習がメイン(もちろん質問があればできたりします)。
- 「LT(ライトニングトーク)」=3〜5分程度で簡単な自己紹介や小話などを発表すること。
- 「ビア○○」= ビールが出てきます(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
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