上記のような疑問を抱えていませんか?
近年では、大学生の頃からインターンやアルバイト、あるいはフリーランスとしてエンジニアの経験を積むケースも増えています。
そんな中で、企業から求められるレベル感を知っておきたい大学生も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、レバテック株式会社が実施した、新卒エンジニアに求めるプログラミングスキルについての調査結果を紹介していきます。
参考記事:新卒エンジニアに求めるプログラミング経験年数、3社に1社が「1年以上」と回答
就活時に何を準備していくべきかがある程度見えてくると思いますので、ぜひチェックしてみてください。
新卒に求めるプログラミング経験
転職エージェントで有名なレバテック社が、企業が新卒エンジニアに求めるプログラミング経験について調査したところ以下の結果となりました。
1位が「ITパスポートや基本情報技術者試験等の資格取得(43.6%)」、2位は「授業以外での成果物作成経験(27%)」、3位は「書籍や参考論文等での自己学習(23.5%)」であることがわかります。
ITパスポートや基本情報技術者試験は有名なIT系国家資格であり、エンジニアに必要な基礎知識を体系的に習得できるという点からも求められているのでしょう。
注目すべき点として、「授業以外での成果物作成経験(27%)」が上位にきているという点です。
単に座学としてスキルを習得するのではなく、自分独自のアプリなどを開発できるレベルに達しておいたほうがよいでしょう。
続けて就活生に求めるプログラミング経験年数は以下の通りです。
企業が新卒に求めるプログラミング経験年数で1位は「1年以上(31.9%)」という結果になりました。
経験というのは学習経験や実務経験など様々なものを含むと思いますが、ある程度長期にわたってプログラミングスキルを身につけておくことが求められていることがわかります。
IT業界を新卒で目指すなら、中長期的な計画を立てて、学習をし、インターン経験など積んでおけばよいアピールとなるでしょう。
企業の印象が最も良いプログラミング言語は?
続いて、企業の印象が最も良いプログラミング言語について調査しています。
最も印象が良い言語1位は「Java」となり、62.6%という圧倒的な結果となりました。
実際の求人でもJava関連の案件が最も多い傾向にあり、現場の需要が高いというのも背景にあると考えられます。
未経験からITエンジニア転職を目指す場合も、Javaは比較的案件に入りやすく、最初に学ぶ言語としておすすめです。
その後は、「C/C++(46.0%)」「Python(36.7%)」「C#/C#.NET(29.8%)」「JavaScript(24.9%)」と続きました。
この中で注目なのがPythonで、近年人気と需要が急速に高まっている言語です。
Web開発だけでなく、AIや機会学習などホットな開発に使われることが多く、将来性のある言語ですので、こちらも学習言語として検討してみることをおすすめします。
これからIT業界を目指すにあたっては需要ある言語を学ぶことが大事です。
ご自身の描く理想のキャリアを考慮しつつ、就職転職に活きる学習言語を選びましょう。
まとめ
今回はレバテック社が実施した「新卒エンジニアに求めるプログラミング経験年数」についての調査を中心に紹介させていただきました。
新卒で就職する際に求められるプログラミングスキルのレベル感がわかる内容となっていました。
将来的にIT業界にて就職活動する予定の学生は今回の調査結果を参考にしつつ、学生のうちにプログラミングの学習経験や実務経験をしっかり積んでおきましょう。
近年では、ITのインターンやプログラミングスクールなど、プログラミングの経験を積める場はたくさんありますので、積極的に利用していくことをおすすめします。
※当サイトではプログラミング学習の相談を無料で受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。