フリーランスエンジニアとなって、在宅で働きつつ高い年収を稼ぎたいと考えていませんか?
フリーランスエンジニアは自由な働き方が可能で、かつ単価の高い案件を取れる魅力的な仕事です。
しかし、「未経験からフリーランスエンジニアになるのは難しそう」、「会社員エンジニアと比べてフリーランスエンジニアは不安定では?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
確かにフリーランスエンジニアには誰もがなれるわけでもありませんし、会社員よりは稼げても雇用は保障されていません。
そこで本記事では、フリーランスエンジニアに興味を抱いている方向けに、そのメリット・デメリットを紹介しつつ、未経験からフリーランスを目指す方法について説明していきます。
目次
会社員エンジニアがフリーランスになるメリット
年収が高い
ITエンジニアがフリーランスとなれば、年収600万円~800万円までが平均的な相場となっており、一般的な正社員エンジニアよりかなり高くなってます。
正社員エンジニアの場合、スキルがあったとしても役職のない平社員の場合や、年齢的に若手の場合は年収はそれほど上がらない傾向にありますが、フリーランスエンジニアならプログラマでも単価で月50万を超える案件ばかりです。
フリーランス白書2019によれば、年収 800 万円以上のフリーランスの割合のうち、IT・エンジニア系は21.6%とという他の職種と比べて高い割合を占めていることがわかりました。
参考:フリーランス白書2019
他業界と比べてもフリーランスのエンジニアは高い年収を稼げるという現状があります。
働き方が自由
案件にもよりますが、フリーランスエンジニア向けの案件では在宅での働き方を許可・推奨しているケースが少なくありません。
具体的には、RubyやPHP、その他Web制作・Webデザイナー関連といったいわゆるWeb系案件ではリモートワークを認めていることが多いです。
在宅での仕事をしたいという人は上記のようなスキル・経験を積んでいき、フリーランスへ転向するのがよいでしょう。
需要・将来性がある
IT業界でのITエンジニア不足は慢性的なものとなっており、常に需要があります。
「IT人材白書2017」によれば、IT企業のうち約8割以上もの企業がITエンジニアが不足していると回答したそうです。
参考:IT人材白書2017
社会生活全体がIT化促進の流れですので、今後ますますエンジニアの需要は高まっていく可能性が高いと言えます。
会社員エンジニアがフリーランスになるデメリット
収入が不安定となる可能性がある
フリーランスのエンジニアは正社員のように継続的な雇用が保障されていないので、突然契約が途切れて、収入がなくなる可能性があります。
フリーランスエンジニア向けの転職エージェントやクラウドソーシングサイトはたくさんありますので、仕事を見つけにくいというわけではないですが、ある程度の実務経験やスキルがないと途切れずに仕事を見つけるということが困難となるかもしれません。
仕事を継続的に獲得できるよう常にスキルアップをしていく姿勢が必要です。
税金等の手続を自分でする必要がある
確定申告等の税金の手続は自分でする必要があり、その分の時間も割かなければなりません。
税金の手続きに関しては自分である程度勉強することも必要ですし、場合によっては税理士さんに相談するケースもあるでしょう。
そうした会社員時代になかった手間がかかるのもフリーランスのデメリットと言えます。
会社員エンジニアからフリーランスとなるには?
必要な実務経験
一般的には、正社員エンジニアを2年~3年程度経験していれば、フリーランスとなることは十分可能です。
中には、1年程度でもフリーランスとなる人もいます。
フリーランスだからといって、10年以上の経験や人並外れた経歴を持ち合わせている必要はなく、数年程度の経験でもフリーランスの案件に応募はできます。
実際、近年では20代で数年正社員エンジニアをしてからフリーランスとなるケースが多いです。
仕事を探す方法
正社員エンジニアからフリーランスとなりたい人向けにフリーランス案件を紹介している専門のエージェントで仕事を探すのがおすすめです。
有名なエージェントとしては、レバテックフリーランスやmidworks、PE-BANKなどが有名です。
レバテックフリーランスの公式を見てもわかる通り、フリーランスエンジニアの平均年収はなんと862万円という高い数字となってます。
実際に募集している求人を見ても、月50万から月80万の案件がほとんどです。
エージェント経由ならキャリアアドバイザーと相談の上、あなたに最適な案件を紹介してくれますので、自力で探すよりミスマッチなく優良な案件を見つけることができるでしょう。
プログラミングスクールの利用
未経験から、あるいは正社員エンジニアからフリーランスを目指してるがスキルや経験に自信がないという人は少なくないのではないでしょうか。
未経験からエンジニアになる場合、「どうせならフリーランスへ最短でなりたいがどうすればいいかわからない」ことが多いです。
また、正社員エンジニアからフリーランスになりたいなら、「実務経験はあるけどフリーランスになるだけのスキルと経験が足りないのでは」と不安になるかもしれませんし、エージェントに登録しても最悪の場合仕事を紹介してくれないこともあるでしょう。
上記のような場合、プログラミングスクールに通って、フリーランス経験豊富な講師の指導の下、フリーランスとなれるだけのスキルを身につけて、案件獲得のサポートを受けることをおすすめします。
スクールによっては、フリーランスエンジニアになりたい人向けに特化したカリキュラムを用意してるところもあります。
また、卒業後も案件サポートを行ってくれるところもあるので、ぜひスクール受講も検討してみましょう。
まずは、スクールの無料体験を受けて、プログラミングの体験と、キャリア相談をしてみることをおすすめします。
未経験からエンジニアがフリーランスとなって在宅で仕事するには?
未経験におすすめのWeb制作・LP制作
実務経験がそれほどなくても仕事を取りやすいのがWeb制作・LP制作です。
人によっては実務未経験から独学やスクール受講してクラウドソーシングサイトなどで仕事を取るケースもあります。
1ページから数ページ程度のランディングページ制作ならそれほど日数はかかりませんので、副業としてもおすすめです。
ベンチャー・スタートアップ企業の案件
ベンチャー・スタートアップ企業もエンジニアをよく募集しており、一般的な企業と比べると風通しがよく、働き方に関しても自由であるケースが少なくなく、在宅で働きやすいです。
週2~3日勤務であったり、成果報酬型であったりと勤務体系や報酬体系も様々ですからご自身の希望に合った働き方を選びやすいでしょう。
クラウドソーシングの利用
前述の通り、Web制作やLP制作などはクラウドソーシングサイトにて多く募集されており、未経験でも仕事を取っていくことは可能です。
単価の例として、ランディングページ制作だと1ページ1万~5万といったのが相場で、あまり高くありませんが、日数はかからないので副業としては悪くありません。
ECサイトやコーポレートサイト、その他Wordpress案件ともなると1件10万以上がざらなので、ステップアップも可能です。
SNSでの営業
エンジニアがフリーランスとなって大変なのが営業で、エージェント経由から企業で働くということがなければ自分で営業して、顧客を獲得していく必要があります。
最初はクラウドソーシングサイトなどで案件を獲得していくことがおすすめですが、単価が低めであったり、獲得できる案件数が月によって不安定であったりします。
クラウドソーシングサイトだけに頼らず営業していくことが大事ですが、そこでおすすめなのがTwitterなどのSNSです。
SNS経由ですとクラウドソーシングのように手数料は取られませんし、ポートフォリオや実績が足りない人が「格安・無料で制作します」と募集をかけやすいです。
実績が足りないうちは、SNSとクラウドソーシングサイトとを合わせて広く営業をかけていくようにしましょう。
まとめ
ITエンジニアがフリーランスとなるにはいろんなルートがあることがわかりました。
フリーランスとなることによって、自由な働き方を実現できますし、エージェント経由で大きく稼ぐことも、クラウドソーシングやSNSによって本業の傍ら副業としても稼げるようになります。
フリーランスとして働きたいがどんな職種がいいかわからないという人はITエンジニアをおすすめします。