京都大学がPythonの演習教材を無料公開したとのことで話題になっていますね!
PythonといえばAI・機械学習で利用されており、これから非常に役立つ言語であることは間違いありません。
そして、あの京大がPythonの演習教材を公開するとは時代を感じます。と言えど何年か前には早稲田大学がAndroidアプリ開発のテキストを無料公開したことが話題になっていました。
京大のテキストとか一般人にはできないでしょ。。。なんて思う人もいるかもしれませんがプログラミング自体は大学も何も関係なく平等です。
研究にPythonを使っており、研究内容の学習は難しいかもしれませんが、あくまでPythonというプログラミング言語のテキストです。
そんな、今回無料となった京都大学のPythonによるプログラミング演習教材をレビューしていきたいと思います。
京都大学Pythonによるプログラミング演習教材の目的
こちらの教材は、2018年度に京都大学全学共通科目として実施された授業を元に構成されたもので、到達目標としては以下の3つを挙げている。
- Pythonによるプログラムの実行についての基本操作ができるようになる。
- Pythonプログラムを構成する基本的要素の機能と書式について説明し、例題を用いて実行例を構成できるようになる。
- Pythonを用いて簡単なプログラムを自ら設計、実装、テストできるようになる。
✴︎全学科なので文系も理系も関係ありません。
学生向けに書かれている、本カリキュラム作成講師である喜多先生の人柄も感じてしまう書き方が所々に現れています。
京都大学Pythonによるプログラミング演習は初心者が理解できるか??
こちらの教材を私もダウンロードさせて頂きましたが、非常にわかり易いです。
そもそものコンピュータとは?から教材はスタートし、Pythonとは?からPython言語のプログラミング手法が200ページのPDFテキストにみっちりと書かれています。
(キーボードの扱い方の意味なども記載があります。)
さて、こちらはITエンジニアでプログラミングもある程度は学んだことがある著者の視点ではわかり易いのですが、下記の問題がこれから始めたい人はハードルがあるかと思います。
- 開発環境構築方法が書かれていない
- 文体が教科書ぽくて少し見にくい
- Windows環境を前提に書かれている
プログラミングを学生の時に学んだ(or学んでいる)方やITエンジニア界隈で働く方など一定の基礎がある方からすると目から鱗となるレベルのわかりやすさかと思います。
なので、完全な素人がこれを読んでできればかなり優秀ですが、初心者はできなくて当たり前と思いつつ、もっと簡単な書籍を一冊学べばで学習は可能かと思います。
プログラミング教材の位置付けとしては「初から中へ」と言ったところでしょうか??
おそらく、これだけきちんとしたPytonの書籍を購入すると3,000円-5,000円は必要かと思います。
Pythonは需要と年収が高い?
pythonはAIやデータ分析の分野だけでなく、web開発の現場でも人気です。
皆さんもご利用したことがあるであろうYouTubeやインスタグラムなども実はpythonで作られてます。
pythonの需要が急速に高まったこともあり、エンジニアが不足していて、pythonを使える人の年収が高い傾向にあります。
pythonの言語としての特徴や年収動向などについては下記の記事にまとめたのでぜひご覧ください。
pythonを学べるプログラミングスクールも増えてきているのでぜひそちらも合わせてご覧ください。
※コスパに優れたオンラインスクール
※就職支援に強いスクール
まとめ
いかがでしたでしょうか??
そもそも、無料なのでプログラミングを学びたい人や学んでいる人はダウンロードしておいて損はないかと思います(笑)
こちらのテキストは2018年度のものということですが、プログラミング言が自体は変わることはありませんのでずっと使える教材であることは間違いありません。
そして、京大という名前に臆することはありません!プログラム言語に学歴も経歴も関係ありません。
ぜひ、ここからPythonを学んで今から世界を変え流であろう話題の「AI」を作る側の視点も学んで見ましょう!
京大のPython演習テキスト==>>公式サイトへ