自由な働き方がしたいという人にとってノマドワークは魅力的にうつるのではないでしょうか。
ノマドワークなら自由な時間と場所で働けるので、仕事のストレスは減り、満足度も高くなると思います。
ただ、ノマドワークができる職種はまだ限られているのが現状ですし、専門性がないと難しいと考えている人も少なくないでしょう。
確かにノマドワークをするなら専門スキルが重要となってきますが、スキルがそれほど要求されなかったり、短期間で身に付くスキルで取り組めたりする職種もありますので、スキルがないからと諦める必要はありません。
そこで本記事では、ノマドワークをこれから始めたい人向けにノマドワークが可能な副業スキルを紹介していきます。
目次
ノマドワークとは？
ノマドワークは一般的に以下のような定義です。
ノマドワーカーとはインターネットを通じITツールを駆使しながら様々な場所に移りながら仕事をする人のこと
参考：NECネッツエスアイ
今話題のリモートワークやテレワークと近い意味合いで使われる言葉ですが、ノマドワークはリモートワークやテレワークと比べてより自由度の高い働き方を指すことが多いと思います。
リモートワークやテレワークは定期的にオフィスへの出社があったりしますし、オフィス外で働くとしても自宅やその他会社指定の場合が多いでしょう。
ノマドワークの場合は、会社への出社もオフィス外で働く場所もその人の裁量で決めれる割合が大きいです。
より自由な働き方を求めるならノマドワークも1つの選択肢と言えます。
ノマドワークに適した副業スキル・職種
本記事では、ノマドワークに適した副業スキル・職種について紹介していきます。
専門スキルなしで始めれるものから、本業としても稼げるものまで様々なので、ぜひチェックしてみてください。
ITエンジニア
ITエンジニアは、仕様書・設計書に基づきプログラミング言語を使用してプログラムを組んでいく仕事です。
パソコンとインターネット、エディター・IDEなど各種開発ツールさえあれば仕事ができるので、ノマドワークと相性がよいです。
会社員エンジニアとして働く場合は、リモートワークがOKであってもノマドらしくあちこちで働くのは難しいと思いますが、フリーランスや副業ならカフェやコワーキングスペースなど自由な場所で働きやすいでしょう。
他の職種と比べて単価が高く、年々需要が増していて将来性もあるという点でも非常におすすめな職種と言えます。
なお、プログラミング言語によってリモートワーク案件の数が変わってきまして、ノマドワークをしたいなら、RubyやPHP、Pythonなどの言語がおすすめです。
Web制作・Webデザイナー
Web制作・Webデザイナーは、顧客が経営する事業に関するホームページ制作・ランディングページ制作、その他サイトロゴやヘッダー作成などを請負う仕事です。
こちらもパソコンとインターネット、デザイン関連のソフトウェア(Photoshop・Illustratorなど)があればノマドワークが可能な職種です。
Web制作・Webデザイナーはクラウドソーシングサイト(クラウドワークス・ランサーズなど)で募集している案件が多いこともあって、フリーランスや副業として取り組んでいる人が多くなってます。
イラスト制作
Webデザイナーの仕事とも関連するスキルですが、こちらもノマドワークに適した職種です。
近年ではYoutubeにて漫画動画が人気となっており、そのためのイラスト制作の案件が多くなってます。
クラウドソーシングサイトなどで案件を探しやすいので、イラスト制作スキルを活かしたいと思っている方はぜひチェックしてみてください。
動画編集
Youtubeに代表されるように動画産業は急速に成長しており、それに伴って動画編集者を外注するケースが増加してます。
動画編集はパソコンとインターネット、動画編集ソフト(プレミアプロなど)があればどこでも仕事ができるのでノマドワークに最適です(編集する動画によっては大きめのモニターがないと作業効率が落ちるかもしれません)。
カットやテロップ入れ、BGM挿入など動画編集ソフトの基本操作を覚えるだけでも簡単な案件なら取れますので、他の専門スキルと比べて仕事をスタートさせやすいというメリットがあります。
Webライター・編集者
Webライターは、パソコンとインターネットを使って情報収集・調査をして記事を執筆する仕事なので、ノマドワークと相性がいいです。
他の職種と比較して専門スキルは不要ですし、未経験でも仕事を取りやすいので、誰でも始めることができるという点で非常におすすめです。
単価が低めというデメリットはありますが、専門分野を極めていけば、高単価の案件も取れるようになります。
Webライターの仕事もクラウドソーシングサイトなどで見つけやすいです。
Webマーケティング
Webマーケティングは、WebサイトやSNS、その他インターネット広告などを活用して、顧客の広告運用や分析などをサポートする職種です。
インターネット集客の発展とともに、フリーランスのマーケターの需要は高まっており、パソコンとインターネットにて業務を行えることからリモートワークとしてマーケティング業務を行う人も増えてます。
Webマーケティングとなるには、Webサイト関連の技術やアクセス解析、SEO・インターネット広告、顧客とのコミュニケーション能力など様々なスキルが求められます。
Web制作やWebライターからWebマーケターになる人も少なくありません。
翻訳
外国語の翻訳業務もパソコンとインターネット、翻訳ソフト(Trados・memoQなど)があればリモートワークができる職種です。
実際にリモートワークOKの求人や案件は多く、フリーランスや副業としても取り組みやすいので、得意な外国語スキルがあるなら翻訳はおすすめのノマドワークです。
フリーランスや副業として翻訳を始めるならば、クラウドソーシングサイトやクラウド翻訳サイト(conyac・gengoなど)への登録、翻訳会社のトライアル試験の合格などを通し、翻訳者としての実績を積み重ねていきましょう。
ノマドワークするメリット
本章では、ノマドワークするメリットについて紹介していきます。
自由な時間と場所で働くことができる
ノマドワークでは、自由な時間と場所で働くことができるので、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど自分が好きな場所にて働けて、始業や終業という概念もなく、自分の裁量で業務時間をコントロールできます。
通勤電車に毎日乗ったり、残業や上司の指示などが嫌だったりする場合などはノマドワークできる職種を検討してみてはいかがでしょうか。
プライベートにより多くの時間を割けることができる
ノマドワークなら通勤時間を減らすことができるため、その分プライベートにより多くの時間を割くことができます。
その時間を家庭や趣味などに使うことで私生活がより充実したものとなるでしょう。
ノマドワークするデメリット
本章では、ノマドワークするデメリットについて紹介していきます。
自己管理が要求される
ノマドワークでは周りに上司や同僚などがおらず、1人で作業するケースが多くなるため、自己管理ができないと仕事に集中できないケースがあります。
その結果、会社で仕事をするよりも作業効率が落ちてしまったり、ミスを頻発したりする可能性が高くなります。
コミュニケーション不足になる
ノマドワークで孤独に作業をすることが増えるため、人とコミュニケーションをする機械が減り、仕事の質問ができず困ったり、ストレスを抱えたりしてしまう可能性があります。
孤独に強いならいいですが、そうでないならば、ノマドワークをしながら同業者との人脈を広げるなどしていくことも大事です。
【まとめ】副業スキルを身につけてノマドワークを始めよう！
ノマドワークができる副業スキル・職種はいろいろとあることがわかりました。
コロナの影響によって不況が続く可能性がありますから副業の重要性は今後増していくと思います。
専門性がなくても取り組めるものもあるので、スキルがあまりなくてもまず始めてみることをおすすめします。
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