プログラミングと聞いてどう感じますか??
- オタク
- マニアックな仕事
- 大変そう
- 理系のやること
- 意味不明
こんな風に考える人が、悲しいながら若い人を含めて現在まだまだいます。
プログラミングは、理系のものと考えて数学ができないと難しいと考えている人も少なくありません。
本記事執筆のタカユキも就職するまではそう考えていました。
しかし、10年前に就職した日立製作所のIT技術職も約3割くらいは文系学部出身でした。
そもそも企業は文系理系のくくりでみていないということが分かりました。
今回は、文系学部を焦点としてプログラミングを学ぶメリットを紹介します。
目次
文系がプログラミングを学ぶことで就職の幅が広がる
大卒の求人は、営業職など文系に多い仕事ではどの学部でも応募資格があります。
しかし、技術職となると理系学部の卒業生だったり、既にスキルを身につけていたりする人しか応募できない職業も少なくありません。
これまでに呼ばれている技術職でありIT技術職とは別物です。
Ex:
例えば化学の薬品を作る会社にいくには化学の基礎スキルが必要でなり化学系学部出身が必須
もしこんな風な研究職にプログラミングを学んで進めるかと言えば無理に近いことは理解できます。
上記の化学分野の例で話を進めますと、文系職で化学メーカー営業しか考えられてなかった人がプログラミングを学ぶことでIT技術職としての化学メーカーへの就職は非常にしやすくなります。
簡単な説明でしたがこんな風に就職の幅は広がります。
シンプルにソフトウェア開発会社含めたIT関係の企業の多くは文系理系のくくりなくIT技術職を募集しています。
就職の際に理系でプログラミングを触っていた人が若干優位に立っていると考えた場合、プログラミングを学べば同じ土俵に立てると考えてください。
ITエンジニアにおける文系・理系の割合は?
ITエンジニアにおける文系・理系の割合ですが、IT人材白書2017によれば、全体の30.6%が文系出身であることがわかってます。
参考:IT人材白書2017
情報系など理系が多いという事実はありますが、文系出身も決して少ないわけでないのです。
文系だからといって、昇進などが不利になるというわけでもないので、文系の方も安心してIT業界を目指してもらいたいと思います。
ただ、文系だと理系の人と比べてプログラミングに触れる機会は少ないでしょうから、IT業界を目指す前にプログラミングの基礎学習をしたり、IT業界の研究をしたりしておきましょう。
理系の実験学習に変わるプログラミング学習
理系の学生は、大学の講義で行う実験を通し、トライアンドエラーを何度も繰り返すといった「試行錯誤体験」をすることが可能です。
しかし、文系の学生は実験の講義がありませんので、そのような体験ができません。
ただ、プログラミングを学ぶことで、それに近い体験をすることが可能なのです。
プログラミングは、とにかくエラーがつきもの。
エラーが出たらデバッグを行い、エラーの原因をネットで調べて解決策を探し、いくつかの解決策を試していくことで、ようやく正しい解決策を見つける。
この一連の流れがプログラミングを通して経験ができます。文系の方の強みにプログラミングの強みが合わさればかなり役立つことは理解できましたでしょうか??
プログラミングを学ぶのに文系・理系が関係ない理由
ここ10年20年でインターネットが普及し、様々な人がパソコンやスマートフォンを使用する時代となりました。
そのため、文系というよりも誰でもインターネットに触れる機会が多くなり、インターネットに詳しかったりする人はたくさん存在しています。
*63歳のタカユキ母はスマホオタクで、paypayや各種ポイントアプリを駆使しつつお得な買い物や、美味しい食べ物を探しています。
誰でもさわるiPhone、Androidから始まりLINEやスマートニュースなど日本におけるIT業界の規模がどんどん拡大しているのに対して、IT技術者は不足している状態が続いています。(IT業界の奥はもっと深いです。)
IT業界では未経験者でも研修を行って一人前のエンジニアに育てるカリキュラムを設けている企業も増えており、実際に文系出身のエンジニアも多いです。
(variiis運営メンバーはタカユキ以外文系出身者であり、講師時代の教え子にも関わらず現在はタカユキの100倍プログラミングでき、最前線で活躍をしています。)
プログラミングをやるときに考えてほしいのは誰でもやれるということと、やればかなりタメになると言うことが理解できましたでしょうか??
文系がプログラミングを学ぶ方法
プログラミングを学ぶ手段は増えてきてますので、文系だからといってあきらめる必要はありません。
具体的には書籍や学習サイト、プログラミングスクールなどがありますので紹介していきます。
無料学習サイト
プログラミングの経験がない文系の方は、まず無料学習サイトで、実際にコードを打ちながらプログラミングとはどんなものか体験してみましょう。
有名なサイトとしては、Progateやドットインストールが有名です。
これらのサイトを利用し、プログラミングの基礎学習をすませましょう。
プログラミングスクール
無料学習サイトなどで基礎を学んでから本格的にプログラミングスクールなどに通い、エンジニア経験豊富な講師の指導の下学べば、文系の未経験の方でもエンジニアへの転職は可能です。
以下の記事におすすめのプログラミングスクールを紹介しているのでぜひご覧ください。
※コスパに優れたオンラインスクール
※就職支援に強いスクール
【まとめ】文系でも未経験からITエンジニアへの転職を目指そう!
今や文系含めて誰でもIT関連職を目指すチャンスは増えています。
(元美容師からITエンジニアになった方もいるくらいです。)
また、世の中がIT化を進めるにあたり、営業職など文系が多い仕事でも、プログラミングをはじめとするITに関する知識が求められることも少なくありません。
現在は技術営業・セールスエンジニアといった職業も一般化してきました。
自分の可能性を広げるためにも学部や立場を気にせず一度はプログラミングを学んで損はありません。
- 就職転職に使えるネタ
- プログラミングの論理的思考
- やりきる力
これらが身につくことは間違いないと言えます。
本記事を読まれたあなたは必ずプログラミングを一度は学んでもらえればなと思います。
*本記事は文系理系の優位性ではなく、理系特有の実験というものに焦点をおいて文系理系の違いをプログラミングが変えることを示しています。
当サイトでもプログラミング無料相談を承っておりますので、文系からSEを目指しているが学習や就活で悩んでいるという方は以下よりぜひお気軽にご連絡ください。