いきなりプログラミングスクールに通おうと考えているが本当に大丈夫なのか不安という人は少なくないのではないでしょうか。
ITエンジニアは魅力的に映る職業ですが、プログラミングは難しいというイメージを持っている人は多いと思いますし、スクールの授業料も高いので、スクールに通うのは躊躇しますよね。
実際、スクールを途中で辞めたという口コミもあります。
完全初学者がいきなりプログラミングスクールに通うと何かと壁にぶつかったり、イメージしてたものと違ったりするものです。
そこで本記事では、まったく0の状態からいきなりプログラミングスクールに通おうか考えている人向けに注意点等を説明していきます。
目次
いきなりプログラミングスクールに通うリスク
カリキュラムについていけない
よくあるのがプログラミングをまったく学習したことがなく、カリキュラムについていけず、途中で辞めてしまうというものです。
スクール自体は完全初学者も対象とはしていますが、スクールによって受講期間は限定されていたり、カリキュラムの途中で課題の提出などがあったりしますから、限られた時間の中で結果を出していく必要があります。
ですので、いきなりプログラミングスクールに通う前に基礎的なことは学習しておいたほうがよいです。
相性が悪い講師・メンターにあたってしまう
こちらは必ずしも受講生側の問題ではないですが、たまたま自分と相性の悪い講師やメンターとあたってしまい、学習が進まなかったり、モチベーションが下がったりする可能性があります。
あるいは、質問をしてもなかなか返信が返ってこないという口コミも見かけます。
こちらは講師やメンターが忙しすぎたり、単純にスキルがなかったりして生徒をさばけない、スクール側のサポート体制が整ってないといった理由が考えられます。
スクールを受講する前にスクールのサポート体制や口コミをしっかりチェックしておきましょう。
就職支援のないスクールを受講してしまう
プログラミングスクールによって就職支援があるところ、ないところがあります。
また、就職支援があったとしてもその質(紹介先企業など)に差があったりします。
有名なスクールだからといっていきなり受講を始め、後々になって就職支援がなかったと気づいてしまうのはもったいないです。
着実に未経験からエンジニアを目指したいという人は就職支援がしっかりしているスクールを選ぶようにしたいところです。
いきなりプログラミングスクールに通う前にすべきこと
プログラミングを学習する目的と内容を明確にしておく
プログラミングを学習する目的と内容が明確でないと、途中で学習のモチベーションが落ちやすかったり、スクール選びに失敗したりします。
エンジニアの中でもどういう職種を目指し、どういう企業への就職を希望しているのかを明確にしましょう。
独学でプログラミングの基礎を学んでおく
前述の通り、スクールのカリキュラムについていきやすいように、あらかじめ独学でプログラミングの基礎を学んでおきましょう。
具体的には、Progateやドットインストールといった無料学習サイト、プログラミング入門書などで勉強しておくことをおすすめします。
また、ITパスポート・基本情報技術者試験などの資格を通して基本的なところを勉強するのも体形的な知識が身につきます。
プログラミングスクールの無料体験を受けておく
スクールに入ってから後悔・失敗しないように、あらかじめ無料体験・無料相談を受けておくことをおすすめします。
無料体験・無料相談では、スクールについて詳しく情報を聞けたり、こちらからもいろいろ質問できたりします。
また、プログラミングの体験ができるスクールでは、実際の授業を体験でき、講師がどのようにサポートしてくれるのかがわかりますので、受けておけば安心できるはずです。
プログラミング完全初心者の方が純粋にプログラミングがどのようなものか知りたいという場合にもおすすめです。
プログラミングスクールを比較検討しておく
自分に合ったプログラミングスクールを探したいならスクールをしっかり比較検討しておくことをおすすめします。
スクールによって、カリキュラムやサポート体制、就職支援の質は大きくことなります。
特に就職支援は、スクール卒業後に就職できない、ブラック企業への入社、などを避ける上でも大事です。
また、授業料も様々で、50万以上する高いところもあれば、月数万や完全無料などコスパのいいところもあり、スクール情報をしっかり集めていけばその人の経済状況に合ったスクールを選べるでしょう。
まとめ
いきなりプログラミングスクールに通うのは様々なリスクがあることがわかりました。
プログラミングを学んでみたいという強い気持ちからスクール受講を即決するのは悪いことではないですが、スクールでカリキュラムをしっかり消化し、いい企業へ就職を決めるにはプログラミングの基礎とスクール選びが大事です。