「文系からSEになりたいけどついていけないんじゃないかと不安」
「文系SEは使えないって聞くけど本当?」
文系からSEを目指しているが本当にエンジニアとしてやっていけるのかと思うと悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。
SEとしてやっていけるかは就職してからでないとわかりませんが、できれば就職前に自分に適性があるのかある程度把握しておきたいですよね。
実際、SEとして就職して短期間で辞める人も一定割合いることも事実です。
そこで本記事では、文系からSEを目指す上での注意点等について書いていきます。
目次
そもそも文系ってSEになれるの?
SEとは?
SEとは一般的に以下のような仕事です。
SEの仕事は、顧客の要求から仕様を決定し、大まかな設計をするまでの情報システム開発における上流工程を担当します。その際、予算や人員、進捗管理などのマネジメント業務も大切な仕事です。
参考:SE(システムエンジニア)とは?SEの仕事内容と年収
プログラミングが仕事の中心のプログラマとは区別され、案件管理を行うことも仕事の重要な要素となってます。
【結論】文系でもSEになれます
結論から言うと文系でも問題なくSEになることができます。
プログラミング自体は確かに論理的思考力が問われる専門スキルで、どちらかというと理系のほうが適性があり、大学の授業などでも利用する機会が多いかと思いますが、文系であってもスキル習得は全然問題ありませんし、仕事上も文系・理系で大きな差はないです。
SEにおける文系・理系の割合
SEにおける文系・理系の割合ですが、IT人材白書2017によると、なんと全体の30.6%が文系出身であることがわかりました。
参考:IT人材白書2017
情報系をはじめとする理系が多い結果ではありましたが、文系出身も決して少なくないないのです。
「文系SEはついていけない・使えない」となってしまう理由
本章では、「文系SEはついていけない・使えない」となってしまう理由について書いていきます。
文系からSEを目指すなら注意してほしいポイントを紹介します。
IT業界の研究をしなかった
IT業界の研究をしなかったことにより、エンジニアの仕事がどんなものか把握しないでSEになるとイメージしてたものと違ってしまい、ついていけないということになりかねないです。
SEはプログラマをイメージされる方が多いと思いますが、それ以外にも客先とのやり取りやプロジェクトの管理、チームメンバーの管理など、技術以外にも様々な能力が必要となります。
どんな仕事をするかは案件次第ではありますが、ただプログラミングをするだけの仕事と思っていると現場に入った時に大変かもしれません。
プログラミングの学習経験が足りなかった
入社前にプログラミングの学習経験が足りなかったことにより、現場に入ってからスキル不足でついていけないということがあります。
どの会社も多かれ少なかれ研修はあるかと思いますが、十分な期間研修してくれるところばかりではありません。
実務をしながら覚えていく現場・案件も多いので、入社前にある程度自分で積極的に基礎を固めておかないと、現場で使えないということになりがちです。
ブラック企業を選んでしまった
ブラック企業(SESなど)を選んでしまったことにより、残業地獄に苦しんだり、経験に見合わない仕事を任されたりすることで、仕事についていけないということがあります。
また、逆にスキルが要らない仕事ばかり任されて、SEとして成長できないというケースもあります。
結果、SEという仕事に嫌気がさし、IT業界自体辞めてしまう人も少なくないです。
これは文系だからブラック企業にしか入れないというわけではなく、IT業界の研究をしなかったことで、企業選びに失敗した結果とも言えるので、IT企業ならどこでもいいという考えで就活するのはやめましょう。
キャリアの相談をしなかった
前述のブラック企業に入社してしまったケースとも関連しますが、IT業界でキャリアを築いていく方法について誰にも相談しないのはリスクがあります。
ブラック企業に入ってしまうと、スキルが身につかなかったり、残業地獄で心身ともに消耗したりしてしまうので、なるべく避けたいところです。
知り合いにITエンジニアがいるならその人に相談したほうがいいですし、いないならプログラミングスクールなどで一度相談したほうがいいです(詳しくは後述)。
「文系SEはついていけない・使えない」とならない為には?
SEの仕事を理解しておく
IT企業に関する各種イベントなどに積極的に参加し、入社前にSEの仕事を理解しておきましょう。
大学生ならプログラミングのバイトやインターンをするのもおすすめですし、Web制作なら大学生在学中にも副業やフリーランスとして取り組んでいる人も多いです。
インターンができる大学生向けプログラミングスクールについては後述します。
IT企業の種類を知っておく
IT企業の種類は大きく分けて以下の3つです。
・自社開発企業
・受託開発企業
・SES
一番人気は自社開発企業で、ホワイトでスキルが身につく職場環境が多いと言われてます。
対して、SESはいわゆる客先常駐の仕事で、ブラックと言われることが多いです。
なるべく自社開発企業に入社できるようにスキルを身につけた上で就職活動をしたほうがいいです。
プログラミングの基礎は学んでおく
まずは無料学習サイトで勉強
プログラミング入門書もいいですが、無料学習サイトも充実しています。
おすすめはProgateで、コーディングをしながら課題をこなしていきますから手を動かしながら学べます。
プログラミング資格の取得
ITに関する知識を基礎から体系的に学習するならプログラミング資格の勉強がおすすめです。
基本情報技術者試験が最も有名で、企業からも評価されやすいです。
基本情報技術者試験以外にも比較的簡単なITパスポートや、言語別に資格もあるので、自分が興味ある資格、就職先に必要な資格を選んで取得してみましょう。
ポートフォリオ作成
アプリやサイトなど自分独自のポートフォリオを一度作成してみましょう。
ポートフォリオ作成を通じてプログラミングの流れがわかりますし、いろいろ試行錯誤していく中でエンジニアとしての力も身に付きます。
ポートフォリオは就職活動時にも有効で、質の高いものであればかなりアピールポイントととなります。
実際、人気の自社開発企業に入社する人はポートフォリオ作成した上で応募するケースが多いです。
プログラミングスクールに通う
文系の人がプログラミングスクールを利用するメリット
文系の人がプログラミングスクールを利用するメリットは以下の通りです。
・エンジニア経験豊富な講師のマンツーマン指導を受けれる
・就職支援を受けながら就職活動ができる
・質の高いポートフォリオが作れる
文系だとなかなか満足に学習できる環境がないことも多いと思います。
理系の人に負けないくらいのスキルを身につけるためにもプログラミングスクールに通い、エンジニア講師のアドバイスをもらいつつ、スキルアップしていくことをおすすめします。
また、就職支援によって、就職先の紹介を受けたり、キャリア上のアドバイスをもらったりすることも可能です。
実際、プログラミングスクールに通って自社開発企業に就職したという口コミも多いです。
まずは無料体験を受けてみる
プログラミングスクールに興味を持ったらまずは無料体験を受けることをおすすめします。
無料体験だけでも、無料で学習・キャリア相談、体験レッスンが可能です。
おすすめは1週間もレッスン受講が可能なTechacademyです。
無料体験の内容
1週間の体験期間
HTML/CSS・PHPの入門を学習可能
現役エンジニアのメンターが付きながら課題
メンターとのビデオチャットが可能
TechAcademy==>>[無料体験あり]TechAcademy公式ページへ
※その他のおすすめ無料体験
大学生向けプログラミングスクール
大学生のうちから通うなら、大学生専門のプログラミングスクールや学割のきくスクールが安くすむのでおすすめです。
大学生専門のプログラミングスクールだと、インターンを積極的に行っているところもあるので、学生のうちに仕事を知っておけば、文系の人でも実務に入った後でついていけなくなるリスクは減らせるはずです。
※おすすめの大学生向けプログラミングスクールはこちら
【20代向け】無料プログラミングスクール
学生や第二新卒、ニート、アルバイトの方など20代限定となりますが、無料プログラミングスクールに通うという選択肢もあります。
なぜ無料かというとスクール紹介の企業への就職が前提となっているからです。
無料ではありますが、しっかり基礎から研修をしてくれるので、プログラミング学習経験のない文系の方でもついていけないということはないと思います。
【まとめ】文系からSEになって理想的なキャリアをスタートさせよう
文系でもSEになる人は多く、理系でないからといって不利ではありません。
ただし、就職活動前にプログラミングの基礎を学び、IT業界のことをよく知っておくことが就活に成功し、入社後も仕事についていけないリスクを避ける上で大事なことです。
1人で学習や就職活動をしていくのは大変ですから、知り合いのエンジニアに相談したり、プログラミングスクールをうまく利用していくことも検討していきましょう。
当サイトでもプログラミング無料相談を承っておりますので、文系からSEを目指しているが学習や就活で悩んでいるという方は以下よりぜひお気軽にご連絡ください。