まったくの未経験からプログラミングスクールに通い、ゆくゆくは稼げるフリーランスエンジニアになれたらと思っている人は多いのではないでしょうか。
実際に上記のような質問を受けることがあります。
プログラミングは高い専門性があり、フリーランスになれば比較的若い年齢でも年収1000万も夢ではありません。
しかし一方では、安い月給で残業地獄のエンジニアも少なくない現実があります。
IT業界へ飛び込む前にスキルを身につけ、キャリアプランをしっかり立てておくことが非常に大事です。
そこで本記事では未経験からフリーランスを目指したい人向けに業界のことから学習計画、スクール選びなどについて紹介していきます。
目次
フリーランスエンジニアの概要
ここではフリーランスエンジニアに関して皆さんが気になるポイントを紹介していきます。
年収の目安
フリーランスエンジニアは案件にもよりますが、平均的には高い年収を稼ぐことが可能となっています。
多くのフリーランス向け求人を掲載しているレバテック社では平均年収が約862万にも達してます。
フリーランスはこの年収から税金や健康保険などを自分で払う必要があるというデメリットもありますが、それを差し引いても稼げる専門職として魅力があります。
在宅勤務も可能
フリーランスになると在宅勤務が可能な案件を選ぶことができます。
好きな場所で働けますので仕事に対してより満足度の高くなること間違いなしです。
人によっては海外で日本の仕事をする方もいるくらいです。
また、病気や親の介護、子育てその他いろんな事情で在宅でないと働けない人にとっても働ける場所を選べるのは大きなメリットと言えます。
必要な実務経験
フリーランス案件だからといって10年や20年といった長年の経験が必要というわけではありません。
もちろん案件の中にはそういったものなくはないでしょうが、近年では未経験から数年社員としてエンジニアを経験し、その後フリーランスとなるケースが増えてきました。
人によっては1年以下やスクール卒業後にフリーランスとなるケースもあるくらいです。
ですので、フリーランスを目指すということを必要以上に難しく考えないようにしましょう。
独学とプログラミングスクールどちらがいい?
どちらも未経験からエンジニアとなれる可能性はあります。
独学は費用がかからず、優秀な方ならしっかり勉強できて、求人選びや面接対策が卒なくこなせるでしょう。
しかし一方で、独学は挫折率が非常に高く、業界研究も中途半端となって転職ができてもブラック企業に入社してしまうリスクがあります。
プログラミングスクールは受講料が高いという点はありますが、講師の直接指導と転職支援があるので、上記のリスクを抑えられます。
次章以降のスクール情報をチェックして、独学かスクールかしっかり比較検討しましょう。
プログラミングスクールで学べる事とは?
プログラミングスクールでは知識的な面において基礎から中級者レベルまで対応しています。
学ぶ言語を選び、その基本的な文法やコードの書き方、ポートフォリオ作成までが一般的な流れです。
プログラミングスクールの一般的なスケジュール
受講開始直後は学ぶ言語の基本を学習していきます。
未経験者の場合、一か月という短期間で中級者になることはよほど集中して勉強しないと難しく、最初の1~2ヶ月間は入門的な学習が中心となるでしょう。
一般的に1~2ヶ月間をプログラミングスクールのカリキュラムをこなした場合は以下のようなレベルとなるはずです。
・市販書籍を一人で理解しながら進めることができる
・ネットで情報をとりながら開発ができる
3~4ヶ月間をプログラミングスクールのカリキュラムをこなした場合は
上記の2点に加えて
・オリジナルサービスが開発できる
・就職・転職のネタとして利用がしやすくなる
・簡単な副業案件レベルは受託可能
以上のようなレベルとなっているでしょう。
少なくとも3ヵ月以上はみっちり受講する期間が必要と考えておいたほうがよいでしょう。
独自のアプリやサイトを作成するなど簡単な開発を実践するというカリキュラムはほとんどのスクールでも行っています。
実務レベルの開発とまではいきませんが、独学では難しい開発の実践経験を積むことで自信となりますし、未経験からの転職するときに面接では大きなアピールポイントとなるはずです。
開発スキルを見つけるためには実務の経験が大事
実務レベルをスクールで学べると考えている方もいますが、やはり学校だけでは限界があり、実務は実体験を得て学ぶしかありません。
実務に出て、いろんなエラーにぶつかり、その都度調べてといったような試行錯誤を繰り返すことがエンジニアとしての実力を高めます。
ただ、実務でも使える知識を習得できることは間違いなく、個人開発レベルも十分なスキルをつけることは可能です。
プログラミングスクールからフリーランスエンジニアになれるか?
よく我々のサイトへの問い合わせや、スクールに通っている生徒さんとお話する機会の中でもフリーランスエンジニアに早くなりたいといった声を聞きます。
フリーランスエンジニアとしてスクール卒業レベルで採用している企業の案件はありますので、正社員や派遣社員を経験せずにいきなりフリーランスエンジニアとなる人もいます。
また、副業で稼げるレベルの案件に関しては多数の案件があるので、卒業して案件の獲得は普通にできるでしょう。
フリーランスエンジニアの仕事獲得にもいくつかの種類があります。
・企業案件
・紹介サービス案件
・完全に個人で依頼される場合(地元の交流会やコワーキングスペースを通して受託する等)
・クラウドソーシングサイト(クラウドワークスやランサーズ等)から案件を受託する場合
いずれの場合も実績や経験がチェックされることは間違いありません。
どんな案件をしていくにもスクールあがりくらいだと紹介サービスを使ってもかなり金額の安いプログラムテスター案件(月収25万程度)くらいになります。
その他簡単なアプリ開発やweb制作(ランディングページ作成など)が仕事を取りやすいです。
クラウドソーシングサイトを利用して受託する際もあまりに高い難易度が来ると納品できない可能性が出るので簡単な案件に手を出すことがおすすめで1案件あたり数万円程度が現実的でしょう。
フリーランスエンジニアにはすぐなれますが、経験値が足りないことは間違いなく、希望の年収や働き方ができるかというと難しいです。
未経験者だからこそまずは一年でもいいので、正社員、派遣、バイト、インターンシップなどをへ参画してまずはスクールで学んだ技術を基にしてフリーランスエンジニアを目指してほしいなと思っています。
筆者自身の経験でも、フリーランスとなるためにクラウドワークスで小さな案件を受託し続けたことでスキルを身につけ、徐々に単価の高い案件が取れるようになりました。
これからフリーランスを目指す人はあせらず実務で地道にスキルもつけてキャリアアップしていってほしいと思います。
フリーランスエンジニア養成のプログラミングスクール情報
これからフリーランスエンジニアを目指したい人向けにおすすめのプログラミングスクールを紹介していきます。
TECH::EXPERT(テックエキスパート )
[aside type=”normal”]
東京渋谷、大阪梅田、愛知名古屋に校舎のある就職支援付きのプログラミングスクールです(オンライン受講は全国どこでも可能)。
わずか10週間でプログラマへの道を作るという凝縮されたカリキュラム(会社へ通いながらだと6ヶ月程度)となってます。
20代や30代だけでなく40代までも転職成功例があり、就職率98%OVERという高い実績からも就職支援に対するサポートが優れています。
未経験からGMO、NEWSPICKS、teamLab、GMO、U-NEXTなどの大手企業への就職実績があるなど、案件の質もよいです。
30代からでも就職の手厚いサポートがあるので、これからキャリアチェンジをしたいという方にも最適でしょう。
実際に公式ページでは異業種出身の30代未経験からフリーランスエンジニアに転身された方の声を掲載しています。
月々30,000万からの受講に対応しているので一度に大きな出費が難しい人でも受講が可能です。
学習相談やキャリア相談だけなら無料なので興味ある人はぜひ無料体験を受けてみましょう。
>>[無料体験あり]TECH::EXPERT公式ページはこちら
侍エンジニア塾
稼げるプログラマの養成にとにかく力を入れているスクールです。
大きく分けてWEB、アプリ、ゲーム、機械学習の分野があり、実務で使うような言語はほぼ対応してます。
他のスクールとの違いはテキストに沿ってすすめるではなく初心者からいきなりサービス開発を行く点です。実務で活躍できる人材の育成を意識しているわけですね。
メンター(講師)とマンツーマンで圧倒的に実践を意識した講義スタイルですから置いて行かれる心配もありません。
しかも、仕事獲得から納品までしっかりサポートしてくれるので実務に出てもしっかり経験が積めます。
月々7,000円の支払いから受講可能。
興味ある人はぜひ無料体験を受けてみましょう。
侍エンジニアについては以下の記事でレビューしております。
⇒関連記事:侍エンジニア塾って実際どうなの?講師レベルとフリーランス情報までご紹介
稼げるフリーランスエンジニアとなる方法
私の知る現在のフリーランスエンジニアはおおよそ正社員を一度経由してからなる人が多いです。
と言ってもフリーランスエンジニアという働き方が爆発的に増えたのはこの十年以内であることは間違いありません。
スキルと仕事の運び方さえ覚えれば未経験からでも可能です。
プログラミングスキルは大事ですが下記も重要な要素となります。
- 仕事の取り方・見極め方
- 成果物の納品の仕方
現状未経験者がフリーランスエンジニアとして月収50万円以上を稼ぎつつ自由に働くことを目標として考えますと下記の流れがおすすめです。
- フリーランス支援スクールへ通う
- 一度正社員や派遣社員としてある程度大きな仕事の回し方を盗む
- 副業で案件を受ける
- フリーランスエンジニア支援サイトへ登録する
これらの期間が2〜3年あればフリーランスとなれる下地ができたと言えます。
もちろんベーススキル高い人や人脈が豊富な場合はスクール卒業後すぐフリーランスエンジニアになることも不可能ではありませんし、実際そういう人も少なくないです。
前章で紹介した通り、フリーランス支援のスクールに通うことでスクールへ通っている間に受託の仕事を取れてサポートもしてもらえるからです。
受託案件の取り方から納め方を初めから知れることでプログラミング能力と合わせてフリーランスとしての処世術を学べます。
何より大事なのは、「仕事」を実際に受けることで単純な講義の何倍もスキルがアップするということです。
そして、フリーランスになるために必要なことがわかった状態で正社員やアルバイト(なんでもOK)など企業内で働くことで圧倒的な必要スキル吸収できます。
初級フリーランス案件なんかも多数ありますのでそちらからフリーランスエンジニアの道を登ることも可能です。
稼ぎやすいスキルを身につけるために、案件をエンジニア自身が選んでいけるということもIT業界の魅力と言えます。
未経験からフリーランスエンジニアへの挑戦にお悩みの方へ
ここまでいろいろと紹介してきましたが、なかなか次の一歩を踏み出すことができない方もいらっしゃると思います。
独学で学習するにせよ、スクールに通うにせよもっと相談したり情報を集めたりしてから本当に自分に合ったプランを決めたいですよね。
そんな方のために当サイトでも相談を受け付けております。
丁寧に相談者の質問や不安なことをヒアリングして、その人に適した学習プランやスクール選びをアドバイスさせていただきます。
以下よりお気軽にお問い合わせください。
【まとめ】未経験からスクールに通い稼げるフリーランスエンジニアになろう!
フリーランスをサポートするプログラミングスクールも増えています。
スクールを卒業してすぐにバリバリ稼げるフリーランスエンジニアになれるかと言えばそんな甘いものではありません。
しかし、駆け出しフリーランスエンジニアとして難易度の低い仕事を受けて稼ぎつつレベルアップしていく手法が学べます。
副業としては充分な報酬が得られるスキルとなることも間違いありません。
興味があればぜひとも紹介したスクールの無料体験講座でフリーランスエンジニアについて疑問や質問をぶつけてみてください。