これから子供にプログラミング学ばせようと考えているお父さん、お母さんは多いと思います。下記のような疑問があるかと思います。
- 家にあるパソコンでいいのか??
- 買い換える必要はあるのか??
- WindowsなのかMacなのか??
子供のプログラミング学習に必要なパソコンのスペックとおすすめのコスパの良いパソコンを今回は紹介致します。
目次
子供プログラミングに必要なパソコンのスペック
子供プログラミングのメインになりつつあるScrach/スクラッチ言語。
こちらに関してはパソコン環境は全くと言っていいほどスペックは必要ありません。
Scratch1.4・・・スタンドアロン環境で動作(ネット接続不要)
Scratch2.0・・・ネット接続環境で動作(ダウンロード不要)
Scratch2.0の動作環境は、下記ののようになっています。
■ブラウザ
・Google Chrome 35以降
・Mozilla Firefox 31以降
・Internet Explorer 9以降あるいはMicrosoft Edge。
■必要なプラグイン
・Adobe Flash Player 10.2以降
ブラウザベースでの開発なのでWindowsとMacのどちらでも利用が可能です。
単純にウェブブラウザに接続して動かすので、パソコン内部のCPUやメモリは最低限の動作がすればなんでもOKとなります。
基本的にはWindows10、MACもおおよそ2014年モデル以降のものならおおよそそのまま使うことができます。
ただし、動作が明らかに重いな・・・といったパソコンの場合は買い替えを検討してみてください。
特にパソコンが重くて動かない・・・ってもの以外はOKです。
タブレットで子供プログラミングはできるか??
ScratchではiPadやAndroidタブレットでは最新環境での利用は不可能です。
Scratchを学ぶ世代よりもさらに小さなお子さん(小学校低学年以下)や初心者の導入で利用されているScrachJr/スクラッチジュニアではiPadやAndroidなどのタブレット型PCでも開発が可能です。
また、プログラミング教室によっては小さなお子さん向けのプログラミングをiPadで実施する教室や講座もあります。
ロボットプログラミングにパソコンは必要??
基本的には購入されたロボットプログラミングの付属キットでプログラミングを行うのでパソコンやタブレット自体が不要となるので、購入する必要はありません。
稀にパソコンと接続するものもありますが、WindowsとMacのどちらもほとんど対応しています。
iPhoneなどの本格的プログラミングを始めるには??
子供向けのプログラミング講座とは言っても中学生くらいから本格的なプログラミングを学べるプログラミング教室も出てきています。
実際のプログラミング講座は、一般向けプログラミングと全く同じ考え方となります。
基本的にはWindowsでもプログラミング開発は可能ですが、iPhoneのアプリ開発にはAppleのMac(ノートやデスクトップ)が必要となります。
※Appleが決めた仕様上のため仕方ありません。
子供向けのプログラミング向けのパソコンでおすすめは??
基本的にはScratch言語開発はブラウザ中心なので今お持ちのパソコンで充分かと思います。(WindowXPやWindows7など古いOSは除く)
もし、これから子供のため新しいパソコンの購入を考えたり、今後しっかり学ばせたい場合は下記のモデルをおすすめします。
Windowsノートパソコン
このくらいの安いモデルで充分です!!(5万円くらいです。)
もしも、ワンランク上で自宅のパソコンを買い換えつつお子さんのプログラミングに利用するなら下記がおすすめです。(10万円くらいです。)
Windowsデスクトップパソコン
お子さんが小さい場合はノートパソコンのほうが見やすいかもしれませんが、デスクトップ
パソコンはノートパソコンよりも安く良いスペックのものが買えます!!(4~5万円程度)
(キーボードやマウスは別売りです。安くすれば2,000円程度で揃います。)
モニターは下記程度で充分です!!(10,880円程度)
Mac(本格的開発向け)
下記くらいのMacがあればiPhoneアプリ開発、Androidアプリ開発など本格的なプログラミングにもバッチリです!
価格は17万円程度となります。
下記のスペックを参考にしてください。
- メモリ8GB
- SSD 256GB
- CPU corei5以上
特にMac製品は買い替え時の下取り価格が非常に高いので個人的にはおすすめです。
中古のWindowsパソコンなんかは楽天だと安く買える方法もあります。(※3万程度くらいから)
タブレット
最新の高価なiPad等色々ありますがお子さんのアプリ開発には下記で充分です。
(Apple Pencilも対応)
もしプログラミング以外に写真を沢山保存したいなどありましたら、容量を128GBにすることをおすすめします。
下記の紹介モデルは4万円程度です。
最小モデルは容量が32GBとなります。32GBの容量では写真をいれたり、アプリをたくさん入れるとあっという間に埋まってしまいますので容量も少し大きめにしておきたいところですね。
参考:プログラミング向けオススメなPCスペック
いくつか参考のパソコンを紹介しましたがこれから買われる場合は下記のスペックをしっかり理解して購入ください。
・CPU:Corei5 以上推奨
・メモリ:8GB以上(余裕あれば16GB)
・SSD:256GB以上推奨
子供向けプログラミングから始まり、ゆくゆくは本格的なプログラミングを初める場合も考慮して、当分使えるスペックは上記以上のスペックとご理解ください。
また、ディスプレイもFullHDより綺麗なWQHDやMacのRetinaディスクのようなものを選んでおくと目にも優しく長時間作業にも疲れにくいので余裕があれば確認してみてください。
子供向けプログラミングスクールに通うという手も
子供向けプログラミングスクールでは学習用にレンタルできたりしますので、購入しなくても学習できます。
子供にプログラミングを学ばせたいが、パソコンを与えるほどではない、そこまでの余裕はないという場合はスクールに通わせたほうが安くすむかもしれません。
子供向けプログラミングスクールについては以下の記事をご覧ください。
まとめ
今回は子供プログラミング向けのパソコンについてまとめました。
正直、今パソコンをお持ちのパソコンが普通にネットを見たり、ちょっとした作業をするのに使えるなら充分です。
もしも、買い替えをお考えの際はぜひ本記事記載のスペックと価格帯を参考にしてみてください。
また、電気屋さんにおいてある日本製の大手メーカー品は非常に高いです。(特にWindows PC)
はっきりいってそこまでの高価品は不要です。なのでAmazonや楽天、楽天中古品でうまく購入してみてください。(もちろん店頭でも色々触って確認してみてください!)
どんなPCを買えばいいかわからない場合はvariiisへご連絡くださいね!(サイドバーお問い合わせより)