プログラミング未経験で今後プログラミングの学習を検討しているが、どの言語がおすすめかわからないという方は多いのではないでしょうか。
プログラミングを学ぶなら、需要が高く高年収を期待できる言語を選びたいですよね。また、学習がしやすかったり、興味ある分野での活用事例が多かったりするかどうかも言語を選ぶポイントでしょう。
しかし、IT業界の経験がなく、IT業界の知り合いがいない場合、自分にとってこれから学習すべきプログラミング言語はどれなのかわからず、プログラミングの学習になかなか踏み出せないかもしれません。
そこで、本記事では、
・今流行しているおすすめプログラミング言語の一覧をその特徴とともに紹介
・需要と将来性が有望なおすすめプログラミング言語を一覧で解説
以上を徹底解説していきます。
最後までお読みいただければきっと学習したいプログラミングが見つかるはずです。
目次
プログラミング言語の一覧
本章では、今流行のプログラミング言語の一覧紹介していきます。
それぞれの言語で特徴や強み、利用されているサービスなど様々な点で異なります。
ご自身が興味関心ある言語を見つけてみてください。
JAVA
JAVA(ジャバ)はオブジェクト指向のプログラミング言語であり、世界で最も使用されている言語といっても過言ではありません。
なぜJAVAが世界中で広く使用されているかというと、JAVAがOSやプラットフォームに依存しないという特性があるからです。例えば、Windows、Linux、MACのいずれでもJAVAの開発が可能なのです。
以下はJAVAによって作られているサービスの一覧です。
・Webサービス(twitter,evernoteなど)
・ゲーム(minecraftなど)
・androidのスマホアプリ
・パソコンソフト(openofficeなど)
・家電(カーナビなど)
・IoT開発
以上を見ても様々なところでJAVAの開発が行われていることがわかると思います。
将来的にも、JAVAは様々な分野で必要とされる言語として、需要は高いままで推移していくでしょう。
JAVAを学べるゲームは多いです。
まずは楽しみながら学びたいという人は下記の記事をご覧ください。
Python
Python (パイソン)はAI分野やWeb開発、教育分野などで広く使用されているプログラミング言語です。Pythonの言語としての特徴は、プログラムを組むにあたってコードを書く量が少なく、コードの文法がプログラミング初心者にも習得しやすい点が挙げられます。
AI分野での開発は近年活発となっており、Pythonのプログラミング言語としてのシェアや、Pythonプログラマーの需要も急増している傾向にあります。
以下はPythonによって実現しているサービスの一覧です。
・Webサービス(Youtube,インスタグラム,DropBoxなど)
・データ分析(ビッグデータ解析など)
・AI開発(人口知能,機械学習など)
特にデータ分析やAIの分野はまだまだ日本の市場で伸びる余地があり、今後より様々な業界で利用されるようになるはずですから、Pythonを学ぶ意義は大きくなるでしょう。
Ruby on Rails
Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)は現在最も注目されているWebアプリケーションフレームワークの1つです。
フレームワークは、日本語の直訳だと「枠組み」の意味であり、開発環境の枠組みを提供してくれます。
開発者は、フレームワークがあらかじめ用意してくれた枠組みの中で、プログラムを作るだけですむので、開発を容易に、かつ効率的に行うことができるのです。つまり、プログラムを行う上でテンプレート的なものがすでに多く用意されているので、開発しやすくなっています。
Ruby on Railsは主にWebサービスでの開発が多く、様々なサイトで開発事例があります。Ruby on Railsが使用されることの多い分野を以下にまとめました。
・Webサービス(食べログなど)
・SNSサイト
・マッチングサイト
・ショッピングサイト
・スマホアプリ
会員登録するサービスが多いことに気づかれた方もいると思います。なぜ会員登録が必要となるサイトの開発でRuby on Railsが使用されるかというと、Ruby on Railsではログイン処理やアカウント処理、twitterといった各種SNSとの連携機能などを実装することが容易だからです。
Ruby on Railsはその開発しやすさから、今後もより多くのサービスで使用されることが予想されますので、言語としての需要も高くなっていくでしょう。
PHP
PHPもJavaやRubyと並びWeb開発でよく利用されることの多い言語です。
PHPで作られた有名なサービスとしては以下のサイトがあります。
・Facebook
・ぐるなび
・Slack
・ココナラ
・CAMPFIRE
皆さんも聞いたことのあるサービスばかりではないでしょうか。
その他ブログのCMSとして有名なWordpressもPHPで作られてます。
学習難易度が比較的低く、求人数も多いので、初学者におすすめの言語です。
【未経験&初心者向け】転職に活かしやすいプログラミング言語とは?
本章では、前章を受けて、プログラミングスキルを身につけた後で、どのように転職活動に活かしていけるかを説明していきます。
JAVA~求人が最も多くておすすめ~
上述の通り、JAVAは幅広い分野、業界で長年使用されており、プラットフォームに依存しない特性から今後も言語としての需要の高さは維持するでしょう。
その需要の高さは転職市場でも表れており、JAVAエンジニアの求人数は数ある言語の中でも常にトップクラスです。JAVAのスキルと実務経験があれば転職に困ることはほぼなくなるでしょう。
一方、プログラミング未経験者がJAVAを学習言語とするデメリットは、最初に選ぶ言語としては学習が難しいということです。
その理由としては、PythonやRubyに比べると文法などが複雑という点です。。そのため、未経験者は習得容易なPythonやRubyを学習言語によく選ばれてます。
しかし逆に言うと、JAVAをしっかり習得できれば、他のプログミング言語を学んだ人よりも転職市場で優位に立てることができます。
また、JAVAのような難しい言語を習得できるほどプログラミングに素養があれば、他の言語も容易に習得できるようになるのです。JAVA以外の言語でプログラマーとなりたい場合も比較的簡単にキャリアチェンジが可能となります。
以上から、JAVAは習得が難しい言語ではあるものの、一旦習得すれば転職がしやすく、キャリアチェンジが容易なため、一番最初に学習する言語として非常におすすめです。
JAVA関連の資格も多いので、学習計画も立てやすいです。
Python~AIプログラミングでシェア率と年収が高いのでおすすめ~
Pythonは近年トレンドのAI分野でシェアの高い言語であり、今後伸びることが期待される分野ですので、将来性が非常にあります。Pythonは最初に学ぶ学習言語として簡単であることも大きなポイントです。
転職市場におけるPythonを見てみると、求人数もJAVAほどではありませんが比較的多く、年収も高めです。特にAI分野でのPythonエンジニアはまだまだ少なく希少なので、他の言語に比べて年収が高めに設定される傾向にあります。
日本でのAIに関する市場はまだまだ発展途上であり、今後拡大していくことが予想されることから、Pythonエンジニアの需要も一気に増える可能性は高いでしょう。
なお、Pythonは在宅で働くことができる案件が比較的多いことも注目すべき点です。自由な働き方を求める人にとっては大きなメリットでしょう。
以上から、まずは習得しやすい言語を学び、今後市場拡大が期待されるAI市場でエンジニアをやってみたい人は、Pythonを学習言語とすることが有力な選択肢となります。
Ruby on Rails~未経験者が習得しやすいのでおすすめ~
先述の通り、Ruby on Railsは開発がしやすい言語ですので、幅広い分野で使用されています。そのため、Ruby on Railsの需要は高く、転職市場での求人数もJAVAに次ぐくらいに多くなっています。
Ruby on Railsは日本で作られた言語ということもあり、日本語のドキュメントが多く、未経験者でも学習が挫折しにくいというメリットもあります。
また、Ruby on Railsはその開発の容易さから、ベンチャー企業でサービスの立ち上げのために使用されやすいです。ベンチャー企業は働き方に寛容なところが多いので、Ruby on Railsの求人は在宅案件が非常に多い傾向にあります。
とりあえず学習しやすい言語を学び、Webアプリ開発分野で在宅のフリーランスエンジニアを強く希望している人はRuby on Railsがおすすめです。
HTML&CSS~Web制作・Webデザイン向け~
Web制作は未経験から転職しやすい職種の1つであり、その中核的なスキルがHTML&CSSです。
HTML&CSSはWebページ作る際に使用され、そのページの構造等を調整します。
Web制作はフリーランスや副業としても取り組みやすい分野でもあり、一般的なプログラミングよりは比較的短期間で習得できるため、おすすめのスキルです。
初心者の方はとりあえずProgateのような無料学習サイトで勉強してみることをおすすめします。
プログラミング言語を学ぶならプログラミングスクール受講もおすすめ
ここまでおすすめプログラミング言語の一覧を紹介してきましたが市販の本を使った独学だと思うように進まなかったり、環境構築などをつまづき、挫折する可能性が高いです。
また、IT系のスクールは多いですが、多種多様なプログラミング言語を学べるところは少なく、教えてくれる内容も入門的なものが多く、実務に通用する水準までいけるかというと難しいです。
専門のプログラミングスクールなら現役でエンジニアをやっている講師がマンツーマンで最先端のスキルを指導してくれますので、挫折することなく着実にプログラミングスキルが身につくでしょう。
プログラミングスクールはポートフォリオ作成を手伝ってくれて、就職支援も充実していることも大きなメリットです。
プログラミング初心者におすすめのプログラミングスクールは下記の記事を参考としてください。
※コスパに優れたオンラインスクール
※就職支援に強いスクール
【まとめ】おすすめプログラミング言語を学んでエンジニアを目指そう!
ここまで、将来性があって、おすすめのプログラミング言語を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
それぞれの言語で得意とする分野や、学習の難易度に差があることがわかったと思います。
興味あるプログラミング言語が見つかったなら早速学習を開始してみましょう。
しかし、市販の本では、よく理解できない、うまく環境構築できない、という方も多いと思います。
独学が難しいと感じたら、プログラミングスクールの受講も検討しましょう。
プログラミングスクールでは、現役のプログラマーに質問できたり、プログラマーとしてのキャリアについて相談ができたりします。
まずはプログラミングスクールの無料体験を受けて、プログラミングがどのようなものか知ることをおすすめします。
プログラミングスクールはたくさんありますので、スクールの情報を確認したり、実際に無料体験を受けたりして選んでいくことが大事です。
本サイトでは、プログラミングスクールの比較検討について有益な情報を提供していますので、ぜひ参考としてください。