「今大学生をしているがどのプログラミング言語を勉強したらいいのか迷っている」
上記のような悩みを抱えていませんか?
IT業界は流行のスキルや言語がすぐ変化するので、需要のある言語を選ぶことが大事です。
この度、株式会社サポーターズでは、就活支援サービス「サポーターズ」に登録するエンジニア学生で、自身が開発したポートフォリオを有するエンジニア学生436名を対象に学びたい言語などについてアンケートを実施したことを明らかにしました。
参考:【Python、GO、Rustがキーワードに】サポーターズ、トップエンジニア学生のプログラミング言語、開発環境における最新トレンドを大公開
アンケートの結果、最も人気のプログラミング言語はPythonとなったことがわかりました。
その他にも、今後学びたい言語や利用している開発環境など、これからプログラミング学習を始めたいという学生にとって参考になるアンケートとなってますので、本記事にて紹介していきたいと思います。
今後学習方針を立てる上での判断材料となれば幸いです。
エンジニア学生に人気プログラミング言語とは?
エンジニア学生にアンケートをとったところ以下の結果となりました。
上記の通り、Pythonが45.6%と圧倒的な1位となっており、近年のAIやデータ分析の需要が高まっているIT業界を反映したものと言えそうです。
2位はJavascript、3位はRubyと続いており、Web系エンジニアに人気の言語が上位を占めていることがわかります。
一方で、昔から根強い需要のある言語であるJavaやC言語はあまり人気がありませんでした。
ただ、実際の求人では、Javaエンジニアの案件が多く、未経験OKの案件も少なくありません。未経験からITエンジニアを目指しているという場合は、人気の言語だけでなく、求人が多い言語を勉強するのもおすすめです。
その他、今後学びたい言語に関するアンケートは以下の結果となりました。
GoとRustが上位に食い込んでいることがわかります。
Goは2009年にGoogleによって開発された比較的新しい言語で、シンプルながら高速な処理を可能としています。Youtubeやぐるなびなど有名なWebサービスにも使われており、今後はますます需要が伸びるのではないでしょうか。
Rustも、2010年に登場した新しい言語で、C言語やC++に代わる言語として開発された経緯があります。
優れた処理速度とエラーに強い安定性があるのが強み。Goと同様に今後需要が高まることが予想されてます。
GoもRustも求人自体は多くありませんが、今後は増える可能性が高いです。
とはいえ、まずは現状就職しやすい言語を学び、キャリアを積みつつ、GoやRustなどを学んでいくというスタンスがよいでしょう。
エンジニア学生に人気の開発環境
エンジニア学生に普段使っている開発環境をアンケートしたところ以下の結果となりました。
上記の通り、「Visual Studio Code」が80.7%と圧倒的な1位であることがわかります。
「Visual Studio Code」は軽量で、拡張機能が充実、自動保管機能などもあり、初心者から中上級者までコーディングをしやすい環境として定評があります。
最近ではブラウザ版も出てますので、より扱いやすいツールとなりました。
ちなみに上記以外にもおすすめの開発環境やブラウザでコーディングできるツールはいくつかあります。下記の記事にてまとめてますので、ぜひ合わせてご覧ください。
まとめ
今回は株式会社サポーターズ社が実施したアンケートを紹介させていただきました。
アンケート結果は、近年のIT業界における流行を反映していることがわかり、今後IT業界を目指す方にとってとても参考になると思います。
どの言語を学ぶかは将来的なキャリアをある程度左右するものとなりますので、慎重に検討することをおすすめします。
何から学べばいいかわからないという人は、プログラミングスクールの無料体験などで気軽に相談できるところから始めてみましょう。