近年プログラミングがいろいろと話題になっているので、プログラミングについて詳しく知りたい、一から学んでみたい、という人は多いのではないでしょうか。
しかし、プログラミングを学ぶ以前に、「そもそもプログラミングってどういうものなの?」、「プログラミングはどれだけ重要なんだろう?」など、いろいろと素朴な疑問を持っていませんか?
プログラミングを学ぼうにも、興味がなければ勉強する気がなかなか起きませんよね。
そこでこの記事では、
・プログラミングの概要
・プログラミングが日常生活でどのように利用されているか
・プログラミングを学ぶことの必要性
以上について書いていきます。
最後までお読みいただければ、プログラミングの重要性について知ることができるはずです。
目次
プログラミングとはどういうもの?
Wikipediaではプログラミングを以下のように定義づけています。
プログラミングとは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為である。
参考:Wikipedia
実際のプログラミングでは、コンピュータが手順に従い処理していく仕事を、コンピュータが理解できるように記述した文、つまりプログラミング言語によって作成していきます。
プログラミング言語というと「専門的すぎて難しそう」、「理系じゃないと無理なのでは?」と思うかもしれません。
しかし、文系のプログラマーも多いですし、プログラミング言語の習得も一種の外国語学習と似ていて、一定のルールや文法を覚えていく部分が多いです。
プログラミングは最初こそとっつきにくく感じますが、誰しもが学ぶことができますよ。
プログラミングが日常生活でどのように利用されているか
今の日常生活では、プログラミングはもはや無くてはならない存在と言えるでしょう。
プログラミング技術が日常生活で利用されているものの代表的な例としてはインターネットがあります。
実際、老若男女問わずインターネットを利用していますし、皆さんも日常生活で何かしらお世話になっているはずです。
物を購入するにはAmazon、友達とつながるにはInstagram等のSNS、動画を見る場合にはYoutubeを見ることが多いと思いますが、いずれもプログラミングがなくてはサービスを提供できないものとなります。
Amazonを一例としてみますと、商品の検索や購入、メールでのやり取りなど皆さんも経験したことがあると思います。利用者としてはマウスで商品を探したり、キーボードを使って探したい商品名を打ち込んだりと直感的な操作をするだけですが、いずれもプログラミングによって膨大なデータを処理しているおかげで自動化ができているのです。
これら以外にも、プログラミング技術、インターネット技術を取り入れた機械は増加傾向です。
例えば、スマホの操作をインターネットを経由することによって、自宅の監視カメラの映像を見たり、家電を操作できたりできるようになっています。
ビジネスの現場でも、日常的な勤怠管理、会計税務処理、などこれまで紙媒体で行ってきたものが次々とソフトウェア上、インターネット上で高速かつ自動的に処理されるようになりました。
いずれもプログラミングの技術を様々な場面で応用することによって実現したものなのです。
今後もより多くのことがプログラミング技術の恩恵を受けて便利なものへと変わっていくでしょう。
プログラミングを学ぶことの必要性
これまで説明してきた通り、プログラミングは日常生活でもビジネスの現場でも必要性は増しており、今後プログラミングの知識は必須となっていくでしょう。
実際に、学校の教育でもプログラミングの科目が取り入れられる予定とのことです。そうなると、プログラミングの知識は誰しもが身につけている時代が来てもおかしくありませんね。
とはいえ現時点では、「ITエンジニアにはなるつもりはないからプログラミングは学ばなくてもいい」、「自分は利用者側だからプログラミングは学ばずに使用できればいい」と考える人もいるかもしれません。
しかし、今後はAIに取って代わられる可能性が高い仕事がたくさんあり、しかもそう遠くない将来とも言われています。
すぐにAIが仕事をするまでいかないでしょうが、エンジニアでなくとも、プログラミングの知識を要求される場面が増えてくることは間違いないでしょう。
いま現在でも、プログラマーが慢性的な人手不足と言われてます。
そのため、プログラミングの知識と経験を有する人は貴重な人材であり、経験年数が浅い場合でも高収入を得られることは少なくありません。
それに加え、今後プログラミングの知識の必要性が増すわけですから、プログラミングスキルの需要はますます高まるでしょう。
しかも、プログラマーは在宅勤務が珍しくなく、ある程度のスキルがあればフリーランスとして活動することも容易なので、自由な働き方が可能です。
将来的に日本が大きな不況に陥るかもしれませんし、終身雇用が崩壊しつつある今、会社に縛られず、一生涯のスキルを身につけることが大事になってきています。
また、プログラミングを仕事として行う以外でも、趣味やサークルのホームページを作ったり、スマホのアプリを自作するなど、プライベートを充実させる目的で学ぶ人もいます。
プログラミングの知識は様々な場面で活かすことができますから、まさに学んで損はないスキルと言えるでしょう。
プログラミングを学んでできること
本章では、プログラミングを学んでできることを事例も交えながら紹介していきます。
AI開発
プログラミングはAI開発で利用されてます。
近年では、特に機械学習やデータ分析の需要が多くなってます。
例えば、ビッグデータと言われる膨大な情報を分析し、お店の売上や利用者の傾向を解析したり、予測したりするといった仕事です。
言語としては、Pythonが急速に人気を高めている状況です。
Web開発
身近なところはTwitterやインスタグラム、YoutubeなどもWeb開発の一例です。
世の中のあらゆるWebサービスはプログラミングなしでは作ることができません。
0からプログラミングスキルを身につけて独自のサービス(比較サイト・マッチングサービスなど)を作り、起業することも不可能ではありません。
組み込み・IoT開発
家電製品には様々な機能がありますが、この機能の実装にはプログラミング技術が必要です。
また、家電をインターネット接続するのにはIoTの技術が用いられてます。
プログラミング技術が生活に必要不可欠となっていることがわかる例ですね。
ゲーム開発
ゲーム開発もプログラミング技術を用いて行われてます。
近年では、ゲームエンジンと呼ばれるソフトウェアで開発されることが多く、以前と比べて開発しやすい環境ができてます。
有名なゲームエンジンとしては、「ポケモンGO」の開発で知られる「Unity」や、「鉄拳7」や「ストリートファイター5」の開発で知られる「Unreal Engine」があります。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
スマートフォン向けアプリ開発
スマートフォン向けアプリ開発もプログラミングによって行います。
スマートフォンの普及に伴い、スマホアプリ市場も拡大傾向で、スマホアプリ開発エンジニアの需要も根強いものがあります。
また、個人でスマホアプリを開発し、公開することで起業をするというケースもあり、転職だけでなく、個人事業のツールにもなるでしょう。
スマホアプリ開発に使われる言語としては、iOSに関してはSwiftが、Androidに関してはJavaやKotlinなどが有名です。
Web制作
Web制作での現場でもHTML/CSSやWordpress、Javascript、jQueryなど様々な言語を駆使して、Webサイトを作成しています。
プログラミングができなくてもホームページなどは作れるようになってますが、高度な機能を実装したり、よりデザイン性を求めていくならコーディングが求められます。
プログラミングができることで得られるメリット
本章では、プログラミングができることで得られるメリットについて紹介していきます。
就職・転職しやすい
IT業界におけるITエンジニアは慢性的に人材不足となってます。
「IT人材白書2017」によれば、企業がITエンジニアが不足していると回答したIT企業は約8割以上にのぼったことがわかりました。
参考:IT人材白書2017
そうした業界の状況もあって、業界未経験・異業種でもIT業界へ転職しやすいですし、スキルと経験をつけていけばより高単価の案件に入りやすいです。
他の業界と比べて転職が当たり前なところもあるので、転職回数が多いエンジニアは少なくありません。
フリーターや専門性のない職種、異業種からでも未経験からITエンジニアにある人も多いです。
年収が高い
ITエンジニアという仕事はスキルと経験が可視化されやすいため、実績と経歴を積んでいけばより高い年収を稼ぎやすいです。
賃金構造基本統計調査によれば、システムエンジニアの平均年収は約551万円という結果が出ており、全業界の平均年収よりも高いことわかりました。
また、一般的な業界では、年功序列でスキルがあってもなかなか年収が上がらないことも多いですが、ITエンジニアの場合は、スキルと経験があれば、すぐに転職できて、高単価の案件を獲得できます。
フリーランス・起業を目指しやすい
プログラミングのスキルがあるとフリーランスになりやすかったり、独自のサービスを開発して起業しやすかったりします。
長い実務経験がないとフリーランスになるのは難しいのでは?と思うかもしれませんが、
正社員エンジニアを2~3年経験してフリーランスエンジニアになる人は少なくありません。
若くしてフリーランスエンジニアとなり、高い年収を稼ぐ人の割合は他の業界と比べて多いです。
実際、「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」の調査によれば、年収1000万以上の20代フリーランスエンジニアは8.8%という高い割合であることが判明しました。
参考:IT人材白書2016
他業界と比べてスキルある人なら若くても稼げる業界であることがわかります。
初心者がプログラミングを学ぶ手段
ここではプログラミングで何かを作ろうと思った人向けに学習方法を解説していきます。
市販のプログラミング本や無料勉強サイトで学ぶ
市販のプログラミング本でも初心者が理解しやすいものが増えてきましたので、まずは市販本で学習することもおすすめです。
また、無料でプログラミングを学習できるサイトもあり、代表的な例としてはprogateやドットインストールなどがおすすめです。
これらのサイトでは、動画講義を受けたり、コーディングの実践ができたりします。
プログラミングスクールの無料体験を受けてみる
プログラミングスクールの無料体験では簡単なアプリやサイトを作ることを体験できます。
エンジニアの講師に質問をしながら進めることができるので、完全初心者でも安心してついていけます。
趣味でプログラミングを体験・勉強してみたいという人にもおすすめです。
また、IT業界のことや未経験からの転職などについても相談できるので、ITエンジニアになりたいという人はぜひ一度受けてみましょう。
TechAcademyが開催している無料体験がおすすめです。
TechAcademy無料体験の内容
1週間の体験期間
HTML/CSS・PHPの入門を学習可能
現役エンジニアのメンターが付きながら課題
メンターとのビデオチャットが可能
- TechAcademy無料体験はこちら==>>TechAcademy公式サイト
※その他プログラミングスクールの無料体験の詳しい内容は下記の記事をご覧ください。
プログラミングスクールを受講する
プログラミングスクールでは講師とマンツーマンで学べるのでどのように学習すればいいか迷いませんし、わからない点もすぐ質問できて挫折しにくいです。
また、プログラミングスクールは就職支援が充実しているので転職も視野に入れているなら最初からスクールに通ったほうが効率的ですね。
近年プログラミングスクールが乱立していますから選ぶのに迷う状況です。
スクールごとに強みや特徴が異なるのでそれぞれ比較検討しつつ、無料体験や無料相談も積極的に利用し、自分に合ったところを選ぶことが大事です。
プログラミングでできる事のまとめ
ここまでプログラミングについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
プログラミングは今後ますます必要不可欠なものとなり、プログラミングを学ぶことで生活を豊かにすることができるはずです。
ただ、「プログラミングが重要なことはわかったが何から学べばわからない」、「プログラミングを学んでみたいが難しそう」と感じた方も多いと思います。
書店には入門者向けのプログラミング本がありますが、実際独学は難しいですし、本からではプログラミングによって何が作れるか、プログラマーの仕事がどのようなものかイメージがつかみにくいものです。
せっかくプログラミングの学習にモチベーションがあるのに、独学が挫折し、プログラミングの習得をあきらめてしまう結果になってしまうのは大変もったいないことですよね。
そんなプログラミングの学習に悩んでいる人のために、無料で学べるプログラミングスクールがいくつかあります。
プログラミングスクールでは、プログラミングを実際に手を動かしながら体験できますし、プログラマーという仕事についても詳しく聞くことができるのです。
プログラミングに興味がある人は、ぜひ一度プログラミングスクールの無料体験を受けてみることをおすすめします。
※プログラミングの勉強法やスクール選びに関して相談したいことがあれば以下よりお問い合わせください。